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人を自由にコントロールする能力があるのか?

選手のためになるフィードバックとは?

例:スポーツ

  • 「さぁここで頑張ろう!」⇒みんなのやる気が上がる
  • 「さぁここで頑張ろう!」⇒プレッシャーがかかって力が出なくなる

同じこと言っても結果が違うこと。これって、珍しくはありません。

人をコントロールするは言い過ぎましたが、声かけ(フィードバック)で相手の反応が変わりパフィーマンスも変わるというスポーツ心理学で大事な内容を簡単にお伝えしますね。

まず、コーチングの大前提は以下の2つです。

  • 良い結果に対して、今後その行動が繰り返し起こるように強化する
  • 悪い結果に対して、今後その行動を繰り返さないように強化する

実現するためには、どのように声かけ(フィードバック)するかを紹介しますね!

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)

ポジティブな方法でフィードバックを

日本人は、下手なところを直すのが上手。欧米人は上手いところを伸ばすのが上手。

この2つを比べると、日本人やアジアはミスを指摘して修正する。欧米は成功を誉めて伸ばす。

こんな文化の差ってあるんですよ。アジア人の方がネガティブな意見に強い(耐えられる力)のは確かでしょう。でもポジティブな言語が少ないのは事実です。少し小難しくいうなら、

ミスを繰り返さないようにするためには罰などのネガティブな方法も多少必要という反論もありますが、実際は失敗への恐怖や劣等感などを持ちやすいため、全くおすすめしません。

今回は、これまでの研究でパフォーマンスを高める可能性が報告されたフィードバックを与えるときに押さえるべきポイントについて、3つシェアしていますね。ポジティブな声かけはもう1つ目ですよ!笑

1.金銭的な報酬は極力使わない

高い報酬金をもらう群と低い報酬金をもらう群で、健康に良い行動の変化について研究したところ、低い報酬金の人たちの方が長期的に健康に良い行動を取ることが報告されました。お金やモノなどは自分のためにというモチベーションを高めることが難しいため、短期的な効果はあっても長期的な効果は認められないケースの方が多いんです。短期的にモチベーションが上がるのはお金で釣れますが、継続ができない。ここがミソです!

2.レベルによる最適なフィードバックの量を!

フィードバックを多く与える場合と少ない場合(コーチングが多い・少ない)でパフォーマンスの違いについて研究したところ、練習のときは前者群がパフォーマンス良かったのに対し、後日にフィードバックなしでテストをしたとき(学習できたか?という確認)は後者群の方がパフォーマンスが良かったと報告があります。そのスキルを覚えるまでは多めにフィードバックを与えた方が習得しやすいけど、学習者に学習をさせるという練習を見届けることができないと、覚えたことを忘れてしまうのです。なのである程度覚えた段階では量を少なくしていかないとフィードバック頼りになってしまうということです。

簡単に言うと、話しすぎる・なんとかいろんなことをやりすぎる傾向がある人は、少し黙ってろwということです。

3.結果だけに対してフィードバックは与えない

たとえ試合には負けてしまったとしても、フォーム改善やタイム短縮など、パフォーマンス過程でのプラスの変化に対してフィードバックを与えていくことが大事。あとは、選手の努力に対してもフィードバックしてあげることが大事です。努力に対して褒める群と能力に対して褒める群では、特に失敗した後で、努力群の方がパフォーマンスが良かったと報告されています。また、フェアプレーなどスポーツマンシップに則った行動を取ったあとなどにもフィードバックは重要になってきます。また良い行動が出やすいのは予想ができますよね!

まとめ

個人によって受け取り方が異なる

フィードバック、特に褒め方に関しては、個人によって受け取り方が異なるのでとても難しいです。

例えば、飴と1万円。どっちが欲しいですか?皆さんは、すぐに1万円というでしょう。では5歳児はどうでしょうか?飴ですよね。でお金の理解があったり、物を買うことを知っている年代に移るとお金に変わるでしょう。フィードバックは言葉で見えない物です。かなり個人によって受け取り方が異なることがわかるでしょう。

また、顔の表情や態度などの非言語の情報への注意も大事です。

学生には、I love you (愛している)と伝えても顔が怒っていれば、嘘だとわかると例で使っています。表情などは伝えるための80%を占めると言われていて、なので嘘ついている人がバレるのもその理由です。体・表情は大事なのです。

なので選手とミーティングをして、どんなフィードバックをしてもらいたいか、またしてほしくないかを本人と確認し合っておくといいかもしれません!例えば、

失敗した後に頭を傾げる。こんなことしてませんか?

それを選手が見ていたら…。

プレッシャーかかりますよね。これもフィードバックの1つなんですよ!笑

無料のスポーツ心理学の攻略ガイドや学ぶ方法などスポーツ心理学に関する情報は以下からご覧くださいね!

イワツキ(自己紹介

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