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英文校閲で失敗した【大失敗なのか詐欺なのか…】

どうにかして欲しい。

このように私に急いだ感じで、連絡が入りました。

自己紹介はこちらからどうぞ(アメリカの大学教員です)

筆者の経歴はこちらからどうぞ

非常に長いメッセージで、英文校正に失敗したとのことでした。また、お金も返してもらえないとその後で聞きました。

私は、先生がエディテージという英文校閲の会社に出した書類と変更点を見てみました。一体、何の構成をして20万円程度を頂いたんだろう?と思うくらい質が悪かったのを覚えています。

英文校閲はただせさえ、お金がかかる。

自分の書いた論文を英語で世界へメッセージを届けたい。これは誰もが思うでしょう。私もその1人なので、皆さんと考えていることと全く同じです。

1つ、そもそも大事な事を考えてみましょう。

このような某業社に論文を何本も書いたことのあるいわゆる、「研究者」がいるのかということです。

これを間違える・怠ると、酷い目に合います。私は、このように酷い目に遭った方から複数回、連絡を受けました。

「文章を英語に変更すること」と「英語論文を作成すること」は、全然違います。

私は英語が出来ないまま、アメリカに留学しました。(私の経歴

アメリカ人は、英語ができてうらやましかったです。

留学して7年後、アメリカの大学で教員となり、現在は、学生の英語を見ますが、文法でミスがかなり多い。非常にわかりにくい。

もちろん、全員アメリカ人です。大学生・大学院生です。

論文を出せるに値する文章を課題で提出してくる学生はほぼゼロです

そのため、英語が出来る = 英語論文が書けるとはいかない、なのです。

でも確かに、日本語を出来る人が、みんな日本語で上手に論文を書けません。

私もその1人でした。

「英語がどれだけ出来ても文章を書くのが苦手な人いる」

これは、本当に正しいです。そして、

英語が出来る = 英語論文が書ける

は明らかに間違っているんだなとよく気づかされます。

それを肌で体感したのが、メールでもあったようにエディテージやオナゴの翻訳の質が悪かったと連絡を受けた時です。

他の方もこのようにエナゴの翻訳をもう2度とあんなインドの会社は使わないと怒っています

英語が苦手な場合は、「出来ました!」と言われて頂く書類が良いのかさえわからない。私は以前、そうでした。

「〇〇の査読者をしています」など、非常にレベルの高い場所の査読者をしているというHPをよくみかけます。

私の経験上、多くの論文を掲載させないとそもそも査読者には選ばれないのです。そんな方が某業社で働いていることが考えにくいのです。

また、実際に聞いたことがありません。

私の英語が出来なかったころから、2日に1回査読をジャーナルにお願いされるようになった道のりはこちらでお話ししています

きっと、大学生の文章レベルの人・もしくは修士を取ったレベルの人が確認しています。

自分の努力して時間をかけた論文を校閲してもらうのは怖い。だってそれが、進学・昇格に関わってきますもんね。

私の経験上、しっかりとした研究者でないと、論文を書くのはそもそも無理なのです。

話を戻して、

私は、上のEmailであったお客様の英文校閲をお引き受けすることにし、

幸いなことに、無事に非常にレベルの高い雑誌に論文を通すお仕事ができました(こんなコメントを頂きました

何回か英文に文章を直して欲しいと博士課程の頃からお願いされて喜んでもらうことが出来て、これなら

「自分のが絶対に良いサービスが提供できるんだな」と思って、英文校閲を始めています。

論文を1度も書いた事がないというお客様の論文も無事に英語で掲載させるまでお手伝いもすることが出来ました。(こんなコメントを頂きました

私は、ただ単に某業者を批判したいだけではありません。それで満足している方もいるでしょう。日本人の学生に海外の方が日本語の文章をお願いすることに抵抗があるか無いかの違いなんだろうと感じます。研究者に「英文校閲をお願いしたい」と連絡が来ますが、そう思う方にお願いしていただけるというのは本当に幸せです。誰にお願いしないといけないルールをここでお伝えするつもりもなく、某業者を介して英文校閲から英語論文を掲載させるので、もちろん何の問題はないのです。ただ、研究者ではない方に信頼してお願いするのは難しい方もいらっしゃるのは間違いない事実です。

お伝えしたい一貫性のあるメッセージとしては、英語で論文を書くことに興味を持っている読者様を見るのは嬉しいです。日本語の論文は残念ですが、世界的に見てほぼ価値がありません。世界的に見て日本語を使う方は本当に少なく、その結果良い論文も日本語だとほぼ見られないというのが現実なのです。嫌な気持ちになかもしれません。ですが、私も以前日本語で論文をいくつか執筆し、ほぼ誰も読んでいないだろうと引用数から感じる淋しい事実なのです。その点、英語は多くの可能性を秘めています。英語で論文を執筆されたい読者様がいることがあっぱれです!

私がお手伝い出来る事、経歴、英文校閲でよく受ける質問に関しては以下からご覧ください。

イワツキ(ブログの筆者の経歴はこちらからどうぞ

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私のYouTubeの論文の話はこっちですよ!⬇️

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