結論は、
①褒めて、②叱って、③褒めるです。
よく聞くのは、先に褒めてから叱るかと思います。
「サンドイッチ方式」と言われるものをアメリカで聞きます。それが、
褒めて、叱って、褒めるです。
(叱ると言う言葉は、少し強いですが、悪い部分を直すために注意する・アドバイスするとお考えくださいませ。)
今回、この2つの短い2分程度で読めるブログです。
- 何故、この順番なのか?
- 具体的な例を2つあげる
【教育】褒める・叱るの割合や順番【運動/スポーツ】
順番は、褒めて、叱って、褒めるです。
何故、最初に褒める方が良いのか?
いきなり、叱られる場合。もしくは悪い部分から伝える場合。
あまり良い気がしません。
もう少しお伝えすると、ネガティブから入るパターンです。
受け手にとってが身構えさせてしまうために、ポジティブから入った方が良い。
そのために、ポジティブから入る。
そう、褒めるになるのです。
褒めることで、ネガティブな内容(叱られる)は、聴きやすくなります。
1つの研究では、
- 成功した後に成功に関する声かけをするか
- 失敗した後で失敗に関する声かけをするか
を調査したもので、
成功した後に声かけをする方が運動のスキルが効率良く・上手にゲットできた
なんて研究もあります。
(上達させようとする意図は同じです。良いところを伸ばすか、悪いところを直して、伸ばすのかの違いです)
最後にまた褒める事によって、会話がポジティブで終わるのです。
何度もお伝えしますが、
順番は、褒めて、叱って、褒めるです。
具体的な例を2つ(「褒める」・「叱る」・「褒める」の順番)
野球のスイング:
「平行スイングさせたい」とのコーチングとします。
褒める:スイングのテイクバックは上手にできてるよ!
叱る:でも、平行にはスイング出来ていないな。下から上に出てるよ。それが出来るともっと安定したスイングになるよ。
褒める:でも、上手になってきてるし、良い感じだよ!
こんな程度です。
⭐️次は、箸の持ち方:
ご飯は食べれているんだけど、子供の箸の持ち方が悪いので直したい。
(箸の使い方も、運動のスキルですよ!指先の機能です。)
こんな事が子供などありますよね。
(外国人も箸の使い方を学ぶ事と考えれば、年齢は関係ないですけどね!)
褒める:前は小さいもの掴めなかったのに上手になったね!
叱る(直したいところ):でも、中指の位置はここだよ!
褒める(パターン1):その方がかっこよくて上手に食べ物が掴めるよ!
褒める(パターン2):でも、人差し指の位置は完璧だよ!
褒める(パターン3):前は、大きい食べ物も上手に取れなかったけど、今は枝豆も上手に取れるようになったね!
こんな感じでOKでしょう。
【教育】褒める・叱るの割合や順番【運動/スポーツ】
結論は、
褒めて、叱って、褒める順番でした。
- アドバイスをあげる時
- 何か(悪い・出来ていない事)を直したい時
こんな時に早速、試してくださいませ。
運動に関しての例でしたが、これは
- 会社
- 学業
- 子育て
と何に関しても同じですよね。
⭐️毎回、このサンドイッチ方式じゃないとダメとは言いません。
⭐️読者様のアドバイスをあげるための引き出しにしてください。この3つの順序は必ず使えますよ!
私のアメリカで使っている、1)スポーツ心理学の授業内容の入ったシラバスと2)メンタルトレーニングで使っている目標設定シートを限定で差し上げています。欲しい方は↓からどうぞ。
ひろ / Hiro / 岩月猛泰