英語で論文を書くときに「これってどうやって書いたらいいのかな」とか、
「なんだかこれでいいのだろうか」とか思ったことはありませんか?
そもそも、日本語と英語は、文法の形式が違うし、言いたいことを先に伝えるという英語圏の考え方自体が日本には合わなかったりします。
でも、難しく考えなくてもちょっとしたコツや表現を知っていれば、英語論文を作ったりするのも大変なことではないんですよ!
ここでは、いくつかの注意点や表現方法をご紹介します。
これまで研究活動を頑張ってきましたので、参考になると嬉しいです。
接続詞や文章のつなぎ方、同じ表現ばかり使ってしまう。
結構、同じ表現ばかりで文章をつないでいませんか?
ついつい、同じものばかりでそれが気になって、内容が薄い文章に見えたりしてしまいます。いくつかの言い換えをこちらに紹介します。
「~に加えて」という表現
- In addition
- Moreover,
- Furthermore,
- In addition to XXX,
- Besides XXX,
「比較や対照などがしたいとき」
- But,
- However,
- Yet,
- In contrast to XXX,
- On the other hand,
- Despite XXX;
- On the contrary,
- Although
ちょっと、文章が長くなってしまう……。
日本語ベースに書いているときに、どんどんと文章が長くなってしまう傾向があります。
ついつい気づくと英文が長くなって、何が言いたいのかわからない文章になりませんか?
そこで、ポイントとなる考え方ですが、基本的には、必要のないただ文章を長くしているだけのフレーズは消して大丈夫です。その例を、以下に示しておきますね!
- It was observed that …
- It is reasonable to assume that …
- It has been found that …
- It has been reported that …
- It has long been known that …
- It is interesting to note that …
長くなりやすい表現を言い換るとすると、こう変えるといいですよ!
- A considerable number of → many
- an example of this is the fact that → for example
- based on the fact that → because
- due to the fact that → due to
- during the time that → while / when
- in many cases → often
- It is often the case that → often
いかがだったでしょうか。これらは一部のご紹介です。
他にもたくさんあるので、その内容は以下からどうぞ!
英語論文は、書くにはハードルが高く、ついつい億劫になってしまいますよね。
でも、もし完成したら、日本人のみならず多くの世界の方々に読んでもらえますし、影響も大きいんです。
今回ご紹介した表現はこちらの資料からのご紹介ですので、よかったらご参照くださいね。
英語論文執筆の際の同様の使える単語・良い回しはこちらからどうぞ!
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イワツキ