「これならやってみたいな!」
「これ出来たら楽しいだろうな!」
と思わせることが出来る(可能性の高い)伝え方です。
それを今回は、簡単にご紹介します。
「トレーニングは大事だからやった方が良いよ!」
は、効果がないとはお伝えしません。でも、
スポーツのことを考えればトレーニングが大事という事は多くの人が知っている事ではないでしょうか?
知識をお伝えしても、心は動きにくいこと(行動が変わりにくいこと)をお考えください。
もちろん、知識がない場合は、心が動く可能性はないので、必要なのはもちろん必要です。トレーニングの必要性を知らない人には、もちろんお伝えくださいませ。
その大事だと知っているけど、出来ない理由に関しては、この下のブログで詳しくお話ししています。
練習やトレーニングが大事だとわかってるのに出来ない【スポーツ心理学】
では、どんなコミュニケーションによって、心を動かす可能性が上がるのかという事を簡単にお伝えします。
(胡散臭いなこいつ。と思ってませんか?なので、心理学って嫌ですよね 笑)
「やってみたい!」と思わせるコミュニケーションが勝つ【スポーツ心理学】
トレーニングをするとなんで良いのでしょうか?
そこをお伝えしてあげる方が、間違いなく皆様のメッセージが選手・学生・子供の心に届くことになります。
その結果、やる気が上がって、例えば、トレーニングを自宅で皆様・コーチ、教員、指導者、保護者が見ていなくとも、
トレーニングを必要だからやろう。やりたい。となる可能性が上がります。
さて、トレーニングはどうして良いのでしょうか?やったらどうなるのでしょうか?
速いボールが打てるからでしょうか?(テニス)
素早いドリブルができるからでしょうか?(サッカー)
安定したスイングができるからでしょうか?(野球)
もしこれで、「速いボールを打ちたい!(テニス)・素早いドリブリしたい!(サッカー)・スイングを安定させたい(野球)」、と思わせたのであれば、
これは心に少なからず届いています。
そう、行動を変える脳の部分が活性化してるんでしたよね ^^
でも、きっと中学生・高校生はそんな知識は知っていますよね。そう、もっと奥深くに行く必要があります。
速いボールを打てるとどうなるのか?攻撃したときにポイントが取れやすいからなのか?(テニス)
素早いドリブルはなんでいいのか?トレーニングすると素早く本当になるのだろうか?(サッカー)
スイングが安定するとなんでいいのだろうか?安定してないと打てないのだろうか?(野球)
そうなると、その選手はどうなりやすいのか?
また、少し視点を変えて。
皆様は、トレーニングをしたことによって、どのように変わったのでしょうか?どのように人生が変わったのでしょうか?
- 県大会の上位に入って、いろんな経験が出来たのだろうか?
- 全国大会に回って、行ったことないところに大会で行けるのか?
- それによって、飛行機に乗る数を増やしてくれるからやる気が出るのか?
- 全国大会は増えると世界大会に出れるのか?
- 単純に、モテるとかなのだろうか?
最後は、だいぶレベルが落ちた内容でしたが、全ての可能性。
何が誰のやる気・モチベーションを急激・どのようにあげるのかはわかりません。
そう、みんな個人個人違うからです。
指導者・コーチ・教員の皆様、トレーニングも練習方法も個人によって上手に使い分けないでしょうか?
そう、心のトレーニング。心のお話のメンタルトレーニングも全く同じだよ〜!っと思ってくださいませ。
簡単にお伝えしましたが、
単に、トレーニングという事を考えるだけでも、トレーニングがどんな可能性を与えてくれるか
少なからず、広がったような気はしないでしょうか?
このトレーニングで体力が増える、といった足し算の考え方。
私は、それによってあらゆる可能性を与えてくれる、上に書いたような。
掛け算のような考え方が大好きです。
そう、トレーニングでくれるものは、1つではありませんよね。
もう一つ短い例を出して、今日は終わりです。皆様、疲れていませんか?
皆様、思い出して見ましょう。
「勉強しなさい!」
勉強が大事な事くらい少なくとも何となく知ってましたよね。私たち。
でも非常につまらなかった。
因数分解のどこが面白いのだろう。
正直、今は全く必要ないですよね(多くの方にとって)。
勉強する事 = 選択肢を増やす
という考えが私は好きです。
なんで勉強した方が良いのだろう?
私は、いつもこのようにお伝えさせています。
出来る事・選択肢が増えるです。
長いバージョンだと、
出来る事が増えるので、取れる仕事の量が増えます。増えると、取れる場所が増えます。増えると、好きな仕事を選べる可能性が増えます。好きな仕事を選べる→楽しい。
英語に関して長々書く気はありませんが、英語が出来ることによって、出来る事がたくさんあるので、
私は読者様に1人でも多くの方がこのブログを見てやる気が出てくれていれば嬉しいです。
(私だって、10年前、英語なんて必要ないと思っていました。日本人ですもの)
会話が出来るというのは、本当に色々あるうちの1つしかないのです。例えば、
2019年の全米テニスオープン女子優勝者のBianca Andreescu選手。
- 彼女の1年間の取り組み方はなんだったのだろう?(急激に伸びましたよね!1年前はランキング250番で今は5番)
- 彼女が試合で何を考えていたか?(ローラーコースターのような激戦がたくさんありましたよね!)
- セリナ・ウィリアムス選手との決勝戦で彼女が第2セット目の5−1から5ー5に追いつかれた時に何を考えていたのか?(6−3、5−1で誰もが6ー1で終わりそうな展開で、あんな状態で5ー5になったら気が狂ったと思いませんか?)
- 何の音楽を聞いていて、どんな事を考えていて、プレイリストにどんな曲が入っているのか?
日本でも最初の3つは放送されるのかもしれませんが、最後のは多分ないですよね。4つ目に興味がある・ないは関係なく、お伝えしたい事は、彼女に関する情報が英語でYoutubeに山のように溢れているのです。
少なくとも英語が出来るだけで(完璧になる必要は全く全くありません。)、
世界ナンバー1の思考回路に、「よーいしょっと、お伺いできちゃうのです」
さて、どうでしたでしょうか?
読者様の、心は少しは揺れたのでしょうか?
それとも、
「ふん、いちいちうるさい!」でしたでしょうか?
少なくとも、テニス関係者であれば、1人は心が揺れた読者様がいらっしゃって、それが何かの行動に変わっていくのであれば私は嬉しいです。
「やってみたい+コミュニケーション!」【スポーツ心理学】の結論は、
「これならやってみたいな!」
「これならなら出来たら楽しいだろうな!」
と思わせることが出来る(可能性の高い)伝え方です。
今度は、リハビリについてでも記事を書きたいと思います。
「読者様への文章のプレゼント」になった事を遠いアメリカから祈っております ^^
次回のスポーツ心理学・メンタル、運動の上達方法、語学・留学のお話で、皆様とお話できることを楽しみにしています!
ひろ / 岩月 / Hiro
(スポーツ心理学・メンタル、運動の上達方法、語学・留学のお話について)