知識ではなく、感情で人の行動が決まるからである。
結論は、
もう少し長くお伝えすると、
自分の行動が決まる(決められる)のは、大事と知っている知識ではなく、やりたいかやりたくないかの気持ち・心・感情が行動を決める(決めてしまう)からなのです。
トレーニングをサボってしまった。
練習をサボってしまった。
勉強するって決めていたのに、気づいたらYoutubeを見てしまった。
仕事をするはずが、フェイスブックなりSNSをぼーっと見てしまった。
こんな事、読者様におこった事はありませんか?
こんな事、読者様の生徒・選手におこっている事はありませんか?
少なくとも、私にはありました・あります。
トレーニングは嫌いでした。
走ることのどこが面白いんだろうと思っていました。さて、
今回のブログではどうしてこういう事が起こってしまうのか?
を、さっと手短にお伝えします。本当に、手短です。
練習やトレーニングが大事だとわかってるのに出来ない【スポーツ心理学】
1つ本当にわかりやすい例をあげて、考えてみましょうね。
皆様・もしくは皆様の友人にも必ずいると思います。
「痩せたい」
です。
ここで私の乏しい栄養学の知識をお話しする事はありませんが、
食べる量を減らせば痩せるのです。
それか、運動してカロリーを消費しましょうか。
だいたい2000カロリーが平均食べて良い量と言われていますよね。
運動は無しにして、それを食べた量が必要な量より下回れば痩せるのです。
(リクエストがあったので、今度、4ヶ月半で7.5キロ落とした私のダイエットのお話をしますね。)
私は、日本に帰ると必ず1ヶ月で3キロとかデブって帰ってきます。
食べると太るという、知識はあるのです。
でも、結局気づけばチョコレート、プリン、アイスクリームを寝る前の1番体に脂肪がつきやすい時間に食べている。
食べたいのです。悪いのわかってても美味しくて、食べたいのです。
こんな経験はお持ちではないでしょうか?
少なからず、1回は人生でありますとお答えして頂いても宜しいでしょうか?
そうでないとこの後の話が少し、しずらくなってしまうのです…泣
これは、感情・心に動かされているのです。
それによって私たちの行動が決まり、行動としてはやったらよくないことをしてしまっているのです。
(チョコレート食い、トレーニングサボり、怠けてテレビをみる)
アメリカは33%の人が肥満の国です。そう肥満大国なのです。
全員、上にあげた食事と運動の知識は入っていますよ。
そう、「知識」ではない のです。
少しだけ科学的なお話をさせていただくと、
「これを買おう!」
「これを今からしよう!」と
自分が行動を決めるときに脳の活性化する部分があるんですね。
そこが活性化する時が、自分が行動を決めるときとでも思ってくださいませ。
それは、自分の感情が変わったとき。「これしたいなぁ」と、自分の欲望のようなことを考えるときなんですね。「楽しい」、などの感情でもOKですよ。
「トレーニングは必要」・「今、チョコレートを食べたら、少し太る」
といった知識は、もちろん大事なのですが、その知識が自分の行動を決めてくれる事は以外と少ないのです。
そういった事を知識として考えている時に、行動に移すときに活性化する脳の部分がお休みしているのですから(頭の中で算数の計算している時もここが活性化します)。
*もちろん、知識がないと心が動くことはないので、知識が必要ないという事ではないのをしっかりお伝えしておきます。
なので私たちは、気づいたら
これがしたいな〜。気づいたらこれはしたくないな〜っ。
と、私たちの行動は、
知っている知識ではなく、思っている心・感情に持っていかれてしまうのです。
寂しいことですよね。これが科学から簡単にお伝えできる内容です。その為、
スポーツ心理学に限らず、やる気・モチベーションのお話は尽きないのです。
原因はわかりましたね!
大事なのは、やれ!と伝えるのではなく、
伝え方によって、やりたいな!と思わせるかです。
どのようなコミュニケーションによって改善できる可能性が上がるのか
というブログで、やる気をあげるコミュケーションの1つ方法「やってみたい!」と思わせたら勝ち!、のリンクが下にありますので見てくださいませ。また、やる気をあげる為の、目標と夢の考え方は下に貼っておきますの。
まとめは、
知識ではなく、感情で人の行動が決まるからである。
もう少し長く説明すると、
自分の行動が決まる(決められる)のは、大事と知っている知識ではなく、やりたいかやりたくないかの気持ち・心・感情が行動を決める(決めてしまう)からなのです。
このブログが「読者様への文章のプレゼント」になってくれたら嬉しいです。
次回のスポーツ心理学・メンタル、運動の上達方法、語学・留学のお話で、皆様とお話できることを楽しみにしています!
ひろ / 岩月 / Hiro
「やってみたい!」と思わせたら勝ち【コミュニケーション/スポーツ心理学】