スポーツ・運動心理学を学びたい!
でも、具体的に何をしなければいけないか分からない…(^_^;)
まず、何をするかを簡単に紹介していきますね!
(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)
やらなければいけないこととして大きく2つのことがありますよ。
- 教科書を読んだり、講義を受けたりする:座学としての知識
- コーチや指導者として現場で経験を積む:実践的な知識
「知っている」と「使える・実践できる」は全くの別物なので、
知識があっても実践できるとは限りません。でも、知識がなければ実践はできませんよね。
座学と現場研修の両方を相当量やるのが必要です。
座学で重要なこと:理論をしっかり勉強する
理論とは、「研究して見出された物事が起こるメカニズムや関係性を示したもの」
理論として認められる条件は、「再現性があること」
(再現性 :同じ方法と同じ条件があれば極めて高い確率で起こりうると保証があること)
勉強して理論が理解できれば何が起こるのか?
- なぜこんなことが起こるのかを説明できる
- この場面では将来こんなことが起こるかもしれないと予測を立てられたりできる
さらに言うと、理論を基に自ら研究してより現場で確実性の高い方法を見つけ出せればもっと良いです。
現場研修で重要なこと:試行錯誤しながらとにかく実践してみる
例えば、
- 『このトレーニング方法はこのチームの選手たちには効果的に働くのか』
- 『このスキルはこのレベルの選手ではどれくらい応用できるのか』
- 『このコーチングはどの場面で最も効果を発揮するのか』
これらは現場で実際に試してみないと分からない場合がほとんどです。それは、いくら再現性があるとはいえ、全く同じ対象になることは不可能だからです。だからといって、直観や経験値だけを頼りに科学的に根拠のないことばかり行っていても、期待する効果はほとんど見込めないでしょう。
そう、上で述べた座学としての知識がないとそもそも実践なんてできないってことです。
まとめ
スポーツ・運動心理学を理解するためには、
- 教科書や論文を読んで理論的な知識を身に着けるプロセス=勉強
- 学んだ知識の組み合わせで効果的に働く方法を探すプロセス=現場研修
この両方にしっかり時間を費やすことが求められているということです!
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イワツキ(自己紹介)