「私はスポーツ選手である」と自分のことを思えば思うほど、
この「ケガ」、スポーツ傷害は辛いですよね。
結論は、
- 身体的な理由
- 心理的な理由
- 社会的な理由
- ストレスのレベル
この4つが怪我が起こる原因です。
ストレスが高いと怪我しやすい、不安や焦りなどそんなことも怪我する確率を上げちゃうんですよ。
そんなことなんかもお伝えしますね!
私は、日本の大学院でスポーツ心理学を学びアメリカ留学して、修士号・博士号を取得しました。今は、アメリカでスポーツ心理学を教える大学教員でYouTubeしてます。スポーツ障害の内容を含んだ心理学には詳しいですよ!
- 自己紹介
- 経歴・学歴
- Google社 メンタルパフォーマンスコンサルタント アジア地域担当(詳しくはこちら)
- YouTube(イワツキ教授 in USA)
このブログの内容を含んだ私の大学のカリキュラム・Googleのメンタル情報などスポーツ心理学の最新情報のコラムははこちらへどうぞ!
【理由は4つ】スポーツで怪我がおきるワケ【スポーツ心理学】
1.身体的な理由(怪我がおきる理由)
当たり前といえば当たり前なのですが、
身体的な理由で怪我する場合が1番多いですよね。
- 転ぶ
- とても早いスピードでぶつかりあう(サッカー、アメフトなど)
- 筋肉のアンバランス
- 疲労(疲労骨折など)
- などなど
これは、びっくりすることではないですよね。
2.心理的な理由(怪我がおきる理由)
これが怪我する理由や、身体的な怪我する理由に関係したりするんですよ。困りますよね。
こんな人が怪我をしやすい特徴
- リラックス出来ていない
- 焦っている(立てる目標も大事ですよね)
- コーピングスキルがない
- 不安である
- 感情のコントロールが下手である
- 彼は自分を低く評価している(自尊心が低い)
- ネガティブなタイプ
- 我慢強くない
そう、怪我する確率って上がっちゃうんですよ。
こんな感じのタイプの選手は怪我しやすいって知識があるだけでも助かりますよね。
3.社会的な理由(怪我がおきる理由)
これは、あまり考えないかもしれません。
でも間違いなく怪我する確率を変えてしまうのです。
- 少しの痛みなら(社会的に)続けないといけないなどと思うタイプ
- 「どんな時にも110%頑張る!」などタフに練習しなきゃ!のような環境
- 怪我している人は価値がないといった考え方
- 勝者はちょっとやそっとじゃ休まないなんて考え方
- 痛みで休むとチームメイトやコーチの目が気になってしまう
意外とこういう場合ってありますよね?
社会的であったり、環境に関することが怪我にさせちゃう可能性を変えてしまうのですよ。
例えば、練習でコーチの目が気になって全く休めるような雰囲気のない場合。
練習がめっちゃキツかった。自然と怪我人が増えることがわかりますよね。
環境作り・練習の不可などコーチ・指導者は色々と考えることになりますよね。
4.ストレスのレベル(怪我がおきる理由)
少し2番の心理的な理由と近いですが、これは別にするほど大事な項目です。
ストレスって本当にいろんなところから来るのを皆様も知っていますが、例をあげるとこんな感じです。
- 試合などのとても緊張した場面
- 学業からのストレス
- 例えば、テスト前などストレス上がったりしますよね
- 友人関係などのストレス
- 家庭からのストレス
- 人生に関してあらゆるもの
もちろん、試合で一気に緊張感が上がってストレスがかかる状況ってありますよね。
プレッシャーは悪くないんだよ〜!(以前のブログ)はお伝えしましたよね。
プレッシャーは悪い。緊張は悪い。
って思ってるタイプの人は一気にストレスが上がるんですよ。
あと、目標の立て方で、
あいつ・あの子には勝ってやる。
って、人とばっかり比べる人は、
ストレスが上がりやすいこと。だって、
どれだけ自分たちが努力していても相手も努力しています。
一体、自分がどれだけ頑張っていても、
例えば、あいつに勝つ!(以前のブログ)みたいな目標は、
焦らせたり、
不安にさせたり、
ストレスのレベルをあげるばかりなんです。
これも前のブログでお伝えしましたね。
そう、ストレスが怪我の確率を上げてしまうっていう研究って多くあるんですよ!皆様も気をつけてくださいませ。
まとめ.スポーツで怪我がおきるワケ【スポーツ心理学】
結論はこの4つでしたね!
- 身体的な理由
- 心理的な理由
- 社会的な理由
- ストレスのレベル
怪我を少しでも減らしてあげるために、練習での選手への負荷を考えるのはもちろんですが、
2・3・4も考えながら練習の環境を作っていく必要がありますよね!
目標の立て方。
プレッシャーの考え方。
コミュニケーションの方法。
心理的・社会的に無理に選手・生徒を追い込まないようにする環境作り。
これは大事ですよね!だって、怪我したら一気にパフォーマンス落ちちゃいますもんね。
じゃあ、怪我してしまったらスポーツ選手・学生にどんな悪い反応でるの?
これに関しての「心理的に5つの悪い反応がある」とのブログは下に貼っておきますね!
イワツキ
- アメリカでスポーツ心理学を学べる15大学とは?
- スポーツ心理学・メンタルトレーニングとは?
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