は聞いたことありますでしょうか?
私は以前、テレビで島田紳助さんが言っていたのを聞いていたのを今でも鮮明に覚えています。
きっと聞いたことない読者様が見に来てくださっていると思いますので、早速その話をしますね。
私は、アメリカで修士号・博士号を取りました。現在、アメリカでスポーツ心理学を教える大学教員でYouTuber(自己紹介)
これはタイガーウッズのメンタル・気/心の持ちようのお話です。
彼は大事な場面で対戦相手がパターを打つときに
「入れ!」と思って自分の番を待つようです。
「外れろ!」
「外れてくれ!」
ではないそうです。
何も考えないのであればまだしも…
「入れ!」はなかなか凄いですよね。
ここで対戦相手がパターを外したら終わり、というところでも「入れ!」と祈るそうです。
皆さま、どう思いますでしょうか?
テニスであれば、セカンドサーブを打つ前に、入るな!
とか、私は少なからず祈った記憶があります。
大事なポイントでの場合は特にそう考えたことがあったように思います。
だって、相手がミスしたら点数が取れますもんね。
少なくとも、「入れ!」と念じた記憶はありません。笑
(他力本願ですいません。)
タイガーウッズ的には、この「入れ!」がこんな思考を生むそうです。
「入れ!」ということで自分を高める。
これはポジティブであるとのことです。
その逆の
「入るな!」では自分のモチベーションを高められないとのことです。
逆のネガティブの戦いが始まってしまうとのこと。
相手のミスで試合に勝つなんていう考え方がないのかもしれませんね。
相手が入れて、そして自分も入れると自分を鼓舞するかのような
「入れ!」
です。
確かに、テニスで「入るな」と思って、待つことは
反応時間を遅らせることに繋がりますよね。
だって、入らないことを願いながら、ボールを待っているのですから。
「絶対ここ入ってくるから、しっかり打ち返そう。」
「良いところにサービスが入ってくるから、リターンで良いところに返してポイントを取ろう。」
最初の入るなとこの2つを比べたら、そのポイントでどっちの考え方の方が良いプレーが出来るのかが手に取るようにわかりますよね。
サッカーのキーパーに読者様がなったとして考えてみましょう。
「ボールが枠の外に外れてくれ!」
こんな気の持ちようでボールを止めれるのでしょうか。
自分で「止めてやるから良いところに蹴ってこい」くらいの気の持ちようでない限り、
角にボールが蹴られたら全部取れないように感じませんか?
これは研究で証明されていることなのか?
嘘を言ってないだろうな?
っと、鋭いご意見を持った読者様もいることでしょう。
でも、反応時間が変わることを考えると
この
ポジティブとネガティブのセルフトーク(自分との対話)
(スポーツ心理学では、よく出てくるお話です。)
がパフォーマンスに違いが出るのは賛成!と考えられることでしょう。
野球でも(なんでも)考えてみることができますよね。
2ストライク3ボール。
「頼む。ボール球になってくれ!」
こんな弱気で大丈夫でしょうか?
「打ってやるから、1番難しいところにでもボール放ってこい!」
との待ち方で、
ポジティブの戦いが始まるのか
それとも
ネガティブの戦いが始まるのか
皆様ももうお分かりのことでしょう。
スポーツ心理学・メンタルトレーニング(メントレ)では、心の対話ということで
セルフトークとして捉えられています。
どうでしたでしょうか?
皆様も明日から強気のタイガーウッズ方式で
スポーツ・運動に望む準備が出来たでしょうか。
「もうそんな話は知ってたよ!」
という読者様。参りました!
でも今回は、同じ状況であってもこのように
考え方・自分との対話を変えることによって、パフォーマンスに影響を与えるといったお話でした。
もっと興味のある方は、ポジティブ心理学やセルフトークなどと調べると色々出てきます。
(今後にそのお話もしていきます。このセルフトークはスポーツ心理学の中でも奥が深いのです。)
スポーツ心理学は、本当にいろんな内容があり、目標設定、プレッシャーの対処法など、全部あげたら山のように出てきます。
ひろ / Hiro / 岩月猛泰
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