「論文を書こうとしても、どこから手を付けていいのかわからない…」そんな経験はありませんか?
大きなテーマに圧倒されると、筆が止まってしまいますよね。
一つ目のポイントは「付箋で書くべき内容をすべて書き出すこと」です。論文執筆では、序論、方法、結果、考察といった大枠の構成が決まっていても、実際に書き始めると「何を、どの順番で書けばよいのか」で立ち止まることが多いです。そんなとき、頭に浮かんだ「絶対に書くべき要素」を順番を気にせず付箋に書き出していきます。例えば「先行研究の定義」「使用した方法の手順」「結果の数値」など、必要だと思う項目をすべて可視化するのです。
二つ目のポイントは「付箋を並べ替えて論文の流れをつくること」です。書き出した付箋を俯瞰して眺め、どこに位置づけるべきかを整理します。方法の内容が序論の前に来てしまうのは不自然なので、自然な流れに並べ替えていきます。小さな塊に分けながら配置していくと、論文の骨格が徐々に見えてきます。
三つ目のポイントは「大きな内容を小さく分けること」です。付箋を使うと、一つの大きなテーマを細分化できるため、書くべき内容が具体的な段落単位に落とし込まれます。たとえば「セルフトークの定義」「注意集中の定義」など、テーマを分割して順に埋めていくと、心理的負担が軽くなり、筆が進みやすくなります。
四つ目のポイントは「進捗を見える化すること」です。書いた付箋をチェックしていくことで「27項目のうち10項目が終わった」と進行度が数字で把握できます。これにより達成感が得られ、次へ進むモチベーションにもつながります。論文執筆は長丁場になりがちですが、進捗が見えると前進を実感でき、最後まで続けやすくなります。
五つ目のポイントは「締め切りを自分で決めること」です。卒業論文や修士論文のように公式の期限がある場合は別ですが、個人で進める場合には期限がないために執筆がだらだらと延びてしまうことがあります。そのため「1か月後に全体を完成させる」と決め、2週間後に半分、1週間後に4分の1といった中間目標を設定するのが効果的です。大きな作業を小さな単位に分割することで、実現可能な目標に変わり、計画的に進められます。
このように、付箋を活用してアイデアを可視化・分割し、流れを組み立て、進捗を確認しながら進めていくと、論文執筆がぐっと効率的になります。
論文を書くときの最大の敵は「漠然とした大きさ」です。付箋を使って細かく分解し、順序を整え、期限を区切ることで、執筆はより現実的で前進感のある作業に変わります。
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