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「名門大学院に行けば成功できる」と思っていませんか？

実は、多くの日本人が同じようなミスをして留学生活を思うように活かせないケースが少なくありません。今回は、海外大学院で教員を務める著者が見てきた「日本人が陥りがちな7つの失敗」と、それを避けるためのポイントをまとめます。

まず最も多いのが、指導教官選びの失敗です。大学院は研究の場です。希望する研究分野の専門家がいない大学を選んでしまうと、研究が進まず、最悪の場合は途中で辞めてしまうケースもあります。ランキングより「誰と研究できるか」を優先しましょう。

次に、名門大学への過度なこだわりです。「名門だから就職に有利」という考えに引っ張られる人が多いですが、研究実績が伴わなければ海外就職や博士課程への進学は難しくなります。著者自身も3校合格した中で、あえてランキングが低くても研究環境が最適な大学を選び、結果的に大きな成功につながりました。

金銭面の戦略も重要です。全額自己負担で留学する人は「お客様扱い」で終わりがちです。一方、ティーチングアシスタントなどで大学に貢献し、学費免除や給料を得るケースは、そのまま就職や進学のチャンスにつながります。奨学金や免除制度を調べるのは必須です。

また、行動力の欠如も大きな壁です。チャンスは待つのではなく、自分でつかみにいくものです。著者は英語ができない時期でも、何度もメールを送り直接オフィスを訪ね、アシスタントの仕事を得ました。小さな行動の積み重ねが大きな結果を生みます。

さらに、日本人の友達ばかりと付き合うのも危険です。英語力の伸びが鈍り、新しい文化や価値観を学ぶ機会を失います。せっかくの海外生活なら、現地の友人を作る努力をしましょう。

卒業時期も見落としがちなポイントです。例えば12月卒業だと、進学や就職のタイミングが合わず、ビザの維持が難しいことがあります。将来的に海外で働きたい、博士課程に進みたいなら、5月卒業が有利です。

最後に、大学院卒業をゴールにしてしまうこと。大事なのはその先、就職や進学でどんなキャリアを築くかです。早い段階から次のステップを見据え、戦略を立てましょう。

これらのポイントを意識すれば、失敗は防げます。留学は準備次第で大きく結果が変わりますよ。さらに詳しく回答した動画も以下に残しておきますので、参考にされて下さいね！

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