そりゃそうだ!
と思ってクリックして見に来た読者様。
いや、それは間違っている!
と思ってクリックして見に来た読者様。
割合はわかりませんが、前者と後者の2つに分かれるでしょう。
それは、個人の「夢」と「目標」についての考え方で違いが出てきます。
スポーツ心理学・メンタルのお話です。
単純ですが、読者様にこんな質問をさせてください。
読者様の「夢」は何でしょうか?
少しだけで良いので、考えてみていただけませんか?
考えたことがないと、以外と難しいものです。
仕事?私生活?などと今、
葛藤されているかもしれません。
それでは、読者様の「目標」は何でしょうか?
同じ類のもので考えてもらいたいです(さっき仕事で考えたのであれば、仕事)
少しだけで良いので、考えてみて頂けますか?
ここで、注目したいのは、
「夢」と「目標」が同じになったかどうかです。
もし、夢と目標が違う場合。
もし、「夢」の方が「目標」よりも道のりが険しい。
別の言葉で書くと、「夢」の方が難しい場合。
本当にこれは以前の私や多くの方を含め、よくあることなんです。
申し訳ないですが、その夢は叶いません。
もしくは、非常に叶いにくいのです。
私は、
「目標は、夢に締め切りがついたもの」と、伝えています。
この考え方は私はとても好きで、とても理にかなっています。
一つ、例をあげますね。
私は、「スペイン語を話したい」という目標であり夢がありました。
その時は、スペイン語を少しですが、毎日少し勉強をしていました。
今現在、私にとってスペイン語を話すことは、ただの夢です。
それは何故でしょうか。
スペイン語の勉強を全くしていないためです。
このまま行けば、叶うことは一生ありません。
ただの夢です。
「いつか話せたらいいな〜」っという状態ですね。
これは、間違いなく叶いませんよね。
なので夢見心地なんです。
しかし、目標を持って、「毎日これだけ勉強する!」と計画を立てます。
いつまでに達成する(締め切り)、と時間も決めてあげます。
そして、
初めてその夢は目標に、
その「目標は、叶う可能性のある夢」になります。
5年後に叶うかもしれない。
10年後に叶うかもしれない。
20年後に叶うかもしれない。
これはどれだけ勉強するか。
またいつまでに達成するかという、時間軸を決めてあげると
いつ達成したい目標であり夢が決まります。
それでは、どんな目標/夢を立てていこうか?といったように
私は、よく話します。
また、「計画性のない目標は、ただの夢」
も分りやすいですよね。
さて、読者様の夢は何でしょうか?
.
.
.
読者様の目標はどうでしょうか?
.
.
.
少しでも変化が出ましたでしょうか?
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子供からよく聞くのが、こんなようなものです。
夢 → ウィンブルドン優勝
目標 → 全国大会優勝
素晴らしい夢であり、素晴らしい目標であることに間違いありません。
(テニスに詳しくない読者様へ:ウィンブルドンは世界で1番レベルの高い大会とでも思っていただけると良いでしょう。)
この場合、
目標を達成してからの目標とでも言いましょうか。
先ほどもお伝えしたように、
「目標は、夢に締め切りがついたもの」ということを話し、
「じゃあ、いつに全国大会優勝しようか?」
「いつにウィンブルドン優勝しようか?」
と聞くと、
少なくとも少しずつ現実的に物事を考えるようになります。
本当にどうやってその目標・夢を達成しようか。どうしたら達成できるんだろう?と考えるようになります。
「全国大会優勝すること」を考えながら、日頃頑張るのか?
それとも「ウィンブルドン優勝すること」を考えながら、日々頑張るのか?
どちらが良いと思いますか。
後者の「ウィンブルドン優勝」を目指しながら練習した方(その意気込みを持って練習できるのであれば)が、
モチベーション(やる気)が上がると思いませんか。
3年間、これからウィンブルドン優勝を意識しながら練習する子供・選手。
3年間、これから全国大会優勝を意識しながら練習する子供・選手。
練習に取り組む姿勢が変わると思いますよ。
夢に向かいながら頑張るのか。目標に向かいながら頑張るのか。
(夢と目標が違うよくある場合ですね。)
じゃあ、ウィンブルドン優勝するために、どんなことしたら良いかな?
どういう風に、練習したら良いのかなぁ?
どういう事が、必要になってくるかなぁ?
など気軽に話しかけてみてください。
それは、無理だと思っている人に押し付けるわけではありません。
それは違います。
もし無理だと思ったら、目標を修正したらよいでしょう。
もし本当にウィンブルドン優勝できる・したいと思って頑張っているの(子供、プロテニス選手)に
無理だから目標を下げようと伝えるのは馬鹿げています。
本人が可能だ。と思っていれば(言っていれば)、可能です。
本人が無理だ。と思っていれば、無理です。
正直、子供なのでやる気をだして
目一杯、やる気を持って楽しく練習してくれたら
私はそれで良いと思ってます。
ここまで、子供と(基本的には)伝えしてきましたが、
これは全ての方々に当てはまることなのです。
このようなお話で少しでもやる気が上がって
練習に取り組む姿勢が変わるだけでも成功ですよね。
そのための、メンタルトレーニングですから。
だって、きっとその方が早く上達しますよね。
しかし、
「目標は、出来るだけ具体的であればある程よい。」
「どのようにそれの目標を達成するか、達成出来るか。詳しければ詳しい方が良い」
と、「夢」と「目標」の話の後に、私は必ず伝えます。
————–
中学生の2年生くらいから、このような話はよくわかるようになります。
大人になればなるほど具体的に考えやすくなりますもんね。
簡単な例を1つあげますね。
例えば、友人の家に行く事を想像してみてください。
出来れば家から電車に乗らず、歩いてでも、
自転車でもそれほど遠くない方が良いです。
15分くらいかかる場所にしましょうか。
どうやって行きますか?
1番近い道で、効率の良い行き方を知っていませんか?
もし、知らない場合、少し時間をロスすると思いませんか?
「友人の家に行くこと」が、ここでいう「目標」です。
もし「目標」が曖昧な場合。
たどり着くが、効率的には辿り着かない。
もし「目標」までの行き方がわからない場合(今回の場合であれば、わかるところを選んでいるのでそれはないですが…)、
辿り着きません。
話を戻して、
どのように目標を達成するのか?
これを深く探っていく必要があるのが、(最低少しでも)伝わりましたでしょうか。
例えば、全国大会で優勝するという目標(ウィンブルドンでも良いのですが)。
もちろん、子供にとって「何をしないといけないか全て知りなさい!」
は酷ですが、
例えば、全国大会にどのようにしたら出れるのかわからない人が
全国大会に出場することが出来るでしょうか。
- 何をしたら出れるのか?
- どんな事をしたら出れるのか?
- どんな練習をどれくらいすれば出れるのか?
- 1日何時間くらいしたら出れるのか?
- その前にどの大会で結果を残さないといけないのか?
- どのショットを上達させるべきなのか?
試合に勝つかどうか…
相手がいる事なので結果をコントロールすることは出来ません。
(みんな頑張っていて、頑張っている人は1人ではありません)
しかし、どうしたらその目標(夢)を達成するのかを考えずに
必死で、ただただ頑張ることは良いのか、ということです。
スポーツ心理学・メンタルトレーニング的に言えば、非効率的です。
この何をしないといけないか?は
年齢が上がるにつれて、しっかりと考えていくことが出来る
いかないといけないないようになってきます。
「頑張る」のは前提にあります。
「頑張っていない」人に成功はありません。
問題は、
どうやって頑張るのか?
どうやって、頑張ってもらうかです。
では、どのような目標を立てるべきなのか?
どんな目標が良いとされるのか?
今回は(も?)、私の大好きなスポーツを例に使って、簡単にお話しましたが、
これはスポーツに限らず、
全ての物事で考えることが出来ますよね。
仕事。営業成績。日々の勉強。試験勉強。就職活動。
そんな事を、また違うブログで書きたいと思います。
今日は、
- 夢と目標の違い。
- 「目標は、夢に締め切りがついたもの」
- 「計画性のない目標は、ただの夢」
- 「目標は、出来るだけ具体的であればある程よい」
といった内容でした。
「目標は、夢に締め切りがついたもの」
を考えてみる。
いつ読者様の夢・目標は達成されますか?
達成出来るように日々の行動を変えることによって、もうその目標は、
「叶う可能性のある夢」ですよね。
こんな、スポーツ心理学・メンタルトレーニングに関してのお話でした。
お分りいただけたでしょうか。
「うん、うん」と、
頷けていただけているようであれば、嬉しいです。
読者様への「文章のプレゼント」
になった事を願っています。
もし、参考になって「是非、私の友人に伝えたい!」と思って頂けたらと、
是非、シェアしてくださいね。
私の今の夢をここに載せていますので、みてくださいね!
他のスポーツ心理学の内容に興味がある方が、いらっしゃるかもしれませんので、プレッシャーや緊張の時にどうしたら良いのか?という内容のリンクを下に貼っておきますね!
今日も皆様、どうもありがとうございました。
ひろ / 岩月 / Hiro