研究者になるには、具体的に何から始めれば良いのでしょうか?
学部・大学院期に実行できる手順を、実例と数値を交えて整理します。
一つ目のポイントは「卒業論文を学術誌に投稿すること」です。完成度が完璧でなくても、履歴書に載る実績が1本増え、大学院進学や採用で有利になります。実例として、学部の卒業論文を学術誌に投稿し、その後の進路に活きたケースが示されています。
二つ目は「研究アシスタント(RA)」です。研究の全体像が分からない初期段階こそ、教員や先輩研究者のプロジェクトで補助を経験すると、データ処理や発表、論文化の流れを実地で学べます。成果が論文・学会発表につながれば尚良し、つながらなくても基礎力が伸びます。
三つ目は「大学院進学」(修士・博士)です。研究者を目指すなら不可欠で、研究設計・分析・執筆を体系的に鍛えます。
四つ目は「修士論文の投稿」です。米国では修士論文が必須でない課程もありますが、学術誌に投稿して公表物を増やすことが重要です。重要なのは“本数を積む仕組み化”で、卒業論文+修士論文を掲載できれば履歴書の説得力が大きく変わります。
五つ目は「優れた指導教員選び」です。修士指導教員がその分野のトップ研究者、博士指導教員が200本以上の査読論文を持ち、質の低い誌には出さない方針という環境では、執筆の型・研究の進め方を徹底的に学べます。指導者・環境・本人の動機のうち、最も影響が大きいのは指導者だと示されています。
六つ目は「面接・プレゼンの実戦力」です。大学教員採用では60〜100人規模が応募し、20〜30分のオンライン面接を経て最終3名程度がキャンパス訪問に進みます。訪問時は大学が渡航・宿泊費を負担し、研究発表1時間+模擬授業1時間の計2時間プレゼンで評価されます。ここでの説明力・対人力が合否を分けます。
七つ目は「英語力」です。少子化で留学生受け入れが重要になる中、英語での授業・論文執筆が評価されます。健康科学などでは日本語論文の評価が低い実情が語られ、博士課程では英語論文1本を要件にする例もあります。実際、論文0本でも海外博士+英語授業力で日本の教員職を得た例が複数あります。
実績(論文)×指導者×英語・面接力の掛け算で道が開けます。学部から投稿とRAに着手し、大学院で量と質を積み、発信力で最終選考を突破する流れを作りましょう。
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