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なんで気が散って集中できないのか?【解決策】

なぜ集中できないのか?

どうやったら上手く集中を維持できるのか?

気づいたら気が散って大事なポイントを落としてしまった。

集中力を高めることができなかった、なんてことって本当によくあります。

じゃ何がそうさせるんだろうか?じゃ何をしたら良いの?をお伝えします。

世界で一番売れている教科書でも集中の内容は盛りだくさんなんですよ。

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です。集中に関する研究もしているので伝えることは本当にたくさんあるのがこの章です【自己紹介】)

集中を妨げるの4つの原因とは…?

1.過去の経験について考えてしまう

過去の失敗やミスといった経験は、私たちの記憶に強く残ります。その結果、同じ過ちを繰り返したくないと思いすぎて、今やるべきことにうまく注意が向かなくなり、結局は再び失敗してしまうという、負のサイクルができてしまうことがあります。

2.未来の結果について考えてしまう

試合勝てるかな?と未来の不安を考えて、ミスすることとか、勝ちに行くと言うよりも、負けないように、と守りのプレーになっちゃうなんてことはよくあります。実際には、目の前のプレーをどれだけうまくやるかが未来の成功に繋がるんです。しかし、期待ばかりに気が行ってしまい、注意が散漫になることがあります。その結果、成功もなかなか手にできないことがよくあります。

3.身体の動きについて注意を向けすぎてしまう

あまり知られていませんが、出来る動きは、考えない方がいいんです。でも考えちゃうことって、不安になるとよくあります。全てはミスしたくないからなんです。

たとえば、テニス選手がフォアハンドを打つときに、手首の角度や肘の出し方などを細かく考えてプレーしていると思いますか?彼らは何万回も練習してきたので、無意識に正しい動きをすることができるようになっていますよね。でも、試合の時にはそれを意識的に考えてしまい、他に気を配らなければならないこと(相手の動きやボールの軌道など)を忘れてしまい、プレーに悪い影響が出ることがあるんです。これはどのスポーツでもありますよ。

4.プレッシャーで緊張してしまう

緊張してしまうと、冷静になるのが難しくなり、どの情報に注意を向けるべきか正しく判断できなくなり、集中することが難しくなることがよくあります。実は、緊張した時に避けるべきことは、普段よりも多くの時間をかけて考えて準備することなんです。時間をたくさん取ってしまうと、余計な心配事などが頭に浮かびやすくなり、シンプルに集中することが難しくなるからなんです。NikeのJust Do Itってただやったらいい!なんですけど、意外とただやるって言うのは難しいんですよね汗 でも困った時こそ、Just Do Itの精神は大事です。

集中力を高めてパフォーマンスを上げる2つの方法とは…?

1.セルフトーク(自分との対話)

セルフトークは、自分の考えをコントロールするのに役立つテクニックです。たとえば、ネガティブな気持ちが湧いてきたときに、「Stop!!」という言葉をキーワードにして対処する「Thought-Stopping Strategy」や、ネガティブなセルフトークをポジティブなセルフトークに切り替えていく「Changing to Positive Strategy」などがあります。

覚えておいてほしいことは、ネガティブなことを考えないようにすることは難しいということです。「○○はしない」「○○だけは避ける」といったセルフトークは、かえってその望ましくない結果が現実になる可能性を高めてしまうことがあるんです。

2.ルーティン

ルーティンとは、毎回同じ安定した準備の仕方や手順のことを指します。試合やプレーの前にルーティンを行うことで、無駄なことを考える時間を減らし、プレーに必要なことに集中しやすくなり、感情をコントロールするのもうまくできることが多くの研究で示されていますよ。例えば、朝起きたら顔を洗う、歯を磨く、などいろいろなルーティンがあるでしょう。スポーツの練習や試合の前日、試合の当日の試合前など、自分のパフォーマンスを高めるための行動を考えて作って、それを順番にこなしていくのは大事で、トップ選手は彼らに合うルーティンを持っていますよ!

まとめ

考えすぎたり、あれこれ予測しすぎたりすると、プレーに必要な集中力が減って、逆効果になることがよくあります。なので現在のパフォーマンスに関係することに集中できるかはとても大事です。2つの集中力を高める方法(セルフトークやルーティン)を是非、実践してみてください!結果や状況に関わらず、(正しい)集中ができるようになってパフォーマンスは上がりますよ!

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イワツキ(自己紹介

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