なんで気が散って集中できないのか?【解決策】

なぜ集中できないのか?

どうやったら上手く集中を維持できるのか?

気づいたら気が散って大事なポイントを落としてしまった。

集中力を高めることができなかった、なんてことって本当によくあります。

じゃ何がそうさせるんだろうか?じゃ何をしたら良いの?をお伝えします。

世界で一番売れている教科書でも集中の内容は盛りだくさんなんですよ。

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です。集中に関する研究もしているので伝えることは本当にたくさんあるのがこの章です【自己紹介】)

集中を妨げるの4つの原因とは…?

1.過去の経験について考えてしまう

過去の失敗やミスといった経験は、私たちの記憶に強く残ります。その結果、同じ過ちを繰り返したくないと思いすぎて、今やるべきことにうまく注意が向かなくなり、結局は再び失敗してしまうという、負のサイクルができてしまうことがあります。

2.未来の結果について考えてしまう

試合勝てるかな?と未来の不安を考えて、ミスすることとか、勝ちに行くと言うよりも、負けないように、と守りのプレーになっちゃうなんてことはよくあります。実際には、目の前のプレーをどれだけうまくやるかが未来の成功に繋がるんです。しかし、期待ばかりに気が行ってしまい、注意が散漫になることがあります。その結果、成功もなかなか手にできないことがよくあります。

3.身体の動きについて注意を向けすぎてしまう

あまり知られていませんが、出来る動きは、考えない方がいいんです。でも考えちゃうことって、不安になるとよくあります。全てはミスしたくないからなんです。

たとえば、テニス選手がフォアハンドを打つときに、手首の角度や肘の出し方などを細かく考えてプレーしていると思いますか?彼らは何万回も練習してきたので、無意識に正しい動きをすることができるようになっていますよね。でも、試合の時にはそれを意識的に考えてしまい、他に気を配らなければならないこと(相手の動きやボールの軌道など)を忘れてしまい、プレーに悪い影響が出ることがあるんです。これはどのスポーツでもありますよ。

4.プレッシャーで緊張してしまう

緊張してしまうと、冷静になるのが難しくなり、どの情報に注意を向けるべきか正しく判断できなくなり、集中することが難しくなることがよくあります。実は、緊張した時に避けるべきことは、普段よりも多くの時間をかけて考えて準備することなんです。時間をたくさん取ってしまうと、余計な心配事などが頭に浮かびやすくなり、シンプルに集中することが難しくなるからなんです。NikeのJust Do Itってただやったらいい!なんですけど、意外とただやるって言うのは難しいんですよね汗 でも困った時こそ、Just Do Itの精神は大事です。

集中力を高めてパフォーマンスを上げる2つの方法とは…?

1.セルフトーク(自分との対話)

セルフトークは、自分の考えをコントロールするのに役立つテクニックです。たとえば、ネガティブな気持ちが湧いてきたときに、「Stop!!」という言葉をキーワードにして対処する「Thought-Stopping Strategy」や、ネガティブなセルフトークをポジティブなセルフトークに切り替えていく「Changing to Positive Strategy」などがあります。

覚えておいてほしいことは、ネガティブなことを考えないようにすることは難しいということです。「○○はしない」「○○だけは避ける」といったセルフトークは、かえってその望ましくない結果が現実になる可能性を高めてしまうことがあるんです。

2.ルーティン

ルーティンとは、毎回同じ安定した準備の仕方や手順のことを指します。試合やプレーの前にルーティンを行うことで、無駄なことを考える時間を減らし、プレーに必要なことに集中しやすくなり、感情をコントロールするのもうまくできることが多くの研究で示されていますよ。例えば、朝起きたら顔を洗う、歯を磨く、などいろいろなルーティンがあるでしょう。スポーツの練習や試合の前日、試合の当日の試合前など、自分のパフォーマンスを高めるための行動を考えて作って、それを順番にこなしていくのは大事で、トップ選手は彼らに合うルーティンを持っていますよ!

まとめ

考えすぎたり、あれこれ予測しすぎたりすると、プレーに必要な集中力が減って、逆効果になることがよくあります。なので現在のパフォーマンスに関係することに集中できるかはとても大事です。2つの集中力を高める方法(セルフトークやルーティン)を是非、実践してみてください!結果や状況に関わらず、(正しい)集中ができるようになってパフォーマンスは上がりますよ!

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イワツキ(自己紹介

集中するとは?何をしたら良い?

集中にも種類があるんですか?

4つあると言われていてそれを簡単にお伝えします!

世界で一番売れている教科書でも集中の内容は盛りだくさんです。2つの分けてお伝えします。

今回は、集中の種類についてお話しします。

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です。集中に関する研究もしているので伝えることは本当にたくさんあるのがこの章です【自己紹介】)

集中の3つの種類とは…?

1.関係のある情報に意識を向ける

プレーするとき、大切なのは、現在の状況に注意を向けることができるかどうかです。特に、自分の中にある気持ちよりも、外のことに注意を向けることが成績を良くするのに役立つことがわかっています。

外のことに注意を向けることを「外的な集中」と呼んでいます。つまり、自分の身体の動きではなく、目標物や周りの状況に注意を向けることを指します。外的な集中をすることで、内的な気持ちに比べて成績が上がることがたくさんの研究でわかっています。さらに、さまざまなことをするとき、たとえばバランスを取ること、長い時間頑張ること、大きな力を出すこと、効率的に動くことなど、外的な集中が役立つことが報告されています。

また、柔軟にいろんな場面でいろんなことに集中しないといけない。スポーツだとあらゆる変化に対応するために、視線を変えたり、集中力を高めてプレーも高めるのは本当に大事です。

2.大事な場面で集中した状態を維持する

実は、人間は何かに注意を集中している時間が平均で5秒ほどしか続かないんです。それくらい長い時間集中し続けるのは難しいんです。トップのアスリートでも、集中を長く続けるのは難しいんです。

だから、大切な瞬間にしっかり集中できるように、集中とリラックスを上手に切り替えることが大事なんです。いつ集中し、いつリラックスするかをうまく使い分けることが大切なんですよ。ずっと集中していては疲れちゃいますよね。

3.周りで起こっていることを感知する

急速に進行する試合の流れを理解することは、適切な選択をできるかどうかに大きな影響を及ぼします。成功する選手は、正しい瞬間に正しい選択をする能力に優れているんです。

まとめ

状況に応じて適切な集中があり、特にプレーを行う段階では外的な集中を行うことが高いパフォーマンスを発揮するためには重要になってきます。例えば、自分の体をどう動かすか、ばかり考えている人は、結果が出ないでしょう。不安な人ほど、ミスをしたくないが故に、どうやってボールを蹴ったらいいかな、どうやって体を動かしたらいいかな、なんて考えなくてもできることを考え始めて、結果うまくいかないなんてことはよくあるんですよ。

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イワツキ(自己紹介

イメージトレーニングには、実際どんな効果があるの?

大事な試合や試験の前にはどんな用意をしますか?

練習はもちろんしますよね。多くのスポーツ選手はイメージトレーニングもしています。 視覚イメージとかメンタルリハーサルとも言われたりしますが、日本だとイメージトレーニングと言った方がピンとくるでしょう。

イメージトレーニングからパフォーマンスをどう上げるかを紹介しますね!

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)

ポジティブな方法でフィードバックを

このイメージトレーニングというのはシミュレーションのようなもので、1) 見る、2) 聞く、3) 感じるといった感覚を使って、頭の中で自分のプレーや演技をやってみることなんです。成功したところをイメージするのもそうだし、経験をもとに、プレーや演技のイメージを頭の中で鮮明に描いてその感覚を体験するということです。

実際にこのイメージトレーニングにはどんな効果があると思いますか?

トップのスポーツ選手は、イメージトレーニングからスポーツのパフォーマンスを高めていますよ。それをいくつか紹介しますね。

1.集中力を上げる

イメージトレーニングでは集中力を高めることができます。

「失敗したらどうしよう」と不安になった時に、自分のやりたいプレーや失敗した時に自分はどう対処するのかをイメージすることで、迷いが減って、集中力が高まります。イメージトレーニングをすることで、周りに影響されにくい心を作ることができます。そうなると、集中力も高まって、最高の力を出したい時に出やすくなります。

2.やる気を上げる

自分がどんなことを達成したいのか考える、これだけでやる気は上がったりします。例えば、トップ選手で、金メダルを取った場面を考えて、 やる気が上がって、結果行動も変わって、パフォーマンスを高めていることはよくあります。

また、自分が健康になることや理想の体型のイメージを考えてみることで、もっと運動しようとか、少し歩いてみよう、ジムに行ってみようなんて、やる気が高まります。

3.自信をつける

運動に関するイメージをすることは、スポーツでの自信を増やすのにとても大切です。例えば、どんな動きをするかや、力を入れる強さ、周りの空間を考えることなど、運動に関することを想像することで、自信が高くなります。

あと、いろんなイメージトレーニングをすることで、自信を持ったり、それを保ったり、自信を取り戻すのにも役立ちます。ある選手は、イメージトレーニングについてこう言っています。

「イメージトレーニングは自信を高めてくれるんだ。もし、前回の競技で素晴らしい成績を収めて、わくわくしていたら、それが次の競技に挑む自分に自信を持たせてくれることがわかるんだ。イメージトレーニングは、次の課題を乗り越える自信を確かにしてくれるんだよ。」

4.感情のコントロール

イメージトレーニングは、アスリートが元気がなくなったり、大事な試合前に緊張しすぎたりするときに役立つ方法です。これをすることで、気持ちを活発にしすぎたり、緊張を減らすことができます。

だけど、人によって不安の感じ方は違うので、どんなイメージトレーニングをするかは個人に合わせて決める必要があります。でも、感情をコントロールする手助けとして、たくさんの人に効果的に使われているのが、イメージトレーニングですよ。

まとめ

パフォーマンスを上げるのにとても大事なイメージトレーニング

このほかにも、技術や戦術の獲得・練習・修正、試合準備、痛みや怪我の対処、パフォーマンスの問題解決など、イメージトレーニングには多くの効果があります。イメージトレーニングのそれぞれの効果を理解したうえで、個人や目的、状況あわせて取り入れていくことが重要です。

自分の最高のパフォーマンスとはなんですか?

今目を瞑って、何が見えるかイメージトレーニングしてみてください!鮮明に見えれば見えるほど、それが出る確率は高いと思って下さってOKです!

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イワツキ(自己紹介

結果が出ないのに、自信を高められるの?

自信ってどうやって高められるか知っていますか?

以前に試合に勝ったとかの成功体験は、過去の成功体験は自信を高めるために必要な要因です。

でも、それだけじゃないんですよ!たとえば以下、

  • パフォーマンスの成功経験
  • 仲間の成功体験の観察
  • 言葉による説得(セルフトーク)
  • 成功体験のイメージ
  • 良いフィジカルコンディションやポジティブ感情

「できる」と思い込むこと

ってとても重要なんです。

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)

早速自信について、もっと深くお伝えしていきます!

この薬は効くよ、って言われて飲むと、実はただの糖分を取っただけなのに、本当に薬を飲んだ人と同じような効果があったっていう研究結果っていっぱいあるんですよ!(プラシーボ効果)

このポジティブな期待・思い込みはスポーツのパフォーマンスを高める効果もあるんです。

例えば、

なんとか130ポンドを挙上やっとできた人に、もう一度130ポンドを挙上してと伝えて、実際は150ポンドの重量に取りませたところ、150ポンドを挙げることができたなんて研究もあります。

他にも、実際はただの糖分を摂取しただけなのにステロイドを与えられたと思い込んでいる選手が、ただの糖分であると伝えられた選手よりも高いパフォーマンスを発揮したと報告されています。これは極端なやり方ですが、心理的な変化は大きいってことなんです。

自信を高めるために、以下のことを考えて・取り組んでみてください!

1.自信がある表情や態度にする

(言うのは簡単ですが)自信があるように振る舞うことは本当に大事です。特に結果が出ていないときや失敗したときこそ、自信あるふりをすることが重要になってきます(病は気からと一緒)。

2.自信がある考え方に変える

ネガティブになった時こそ、何かポジティブな言葉に変えて感情をコントロールすることが大事です。こんな時に、こんなふうにネガティブになってしまうっていう状況があれば、同じ状況でポジティブに変える何かを見つけて、頭に置いておいてください。でネガティブが出てきたら、ポジティブにすり替えます!

3. 目標は少し頑張れば達成できる内容

難しい課題ばかりこなすと、当たり前ですが、上手にいかないことが多くて自信が落ちていってしまいます。比較的簡単で、達成できる課題をこなして自信を高めながら、課題を難しくしてチャレンジしていく練習方法がおすすめです。

4. 目標は結果目標ではなくて、過程目標

誰かに勝つ!なんて言う目標では、試合が終わるまで目標が達成されたのかわかりません。今日は、〇〇の練習をする、この練習ではこの確率を〇〇にあげる、など自分の練習で自分の努力で達成できる目標を増やしてそれをクリアする練習を増やしてください。日々から自信を上げるための取り組み方で自信は高まりますよ!

まとめ

個人の考え方によって自信は変えることができる

自信はいろんなもので変化します。昨日試合に勝った、それで自信は高まります。練習でミスが多かった、それで下がることもあります。自分の考え方は、唯一自分がコントロールできるもので、上にあげた例を実際に取り組んでみることで自信が高まります。結果高い自信で試合に臨めると、試合の結果も良くなることが増えるので、さらに自信が高まるっていう最高の状況を作れますよ!

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イワツキ(自己紹介

不安はスポーツの成績に悪いのか?

不安と聞くとネガティブなものだと思いますよね。例えば、心配や恐れとか、神経質だとか。不安になると夜に眠れないといった経験はありますよね。

スポーツの世界では、

不安は“プレッシャーとか誰かが何か難しいことをするときに、失敗するんじゃないかと心配したり、落ち着かない気持ちになることです。

こう聞くと、やっぱり不安はあまり良くないものと思ってしまいますよね。でもでも、不安がパフォーマンスに良くか悪いかは、実は、みなさん次第なんです。

スポーツのことを研究する人たちは、不安やその症状を理解することが、良い成績を出すのに役立つと考えています。なので、不安がスポーツの力を引き出すのに大事なことだと思っていたりします。

実際、不安を良いものだと考えると、選手はより良い成績を出すことができることがよくあります。あと不安にならないと良い成績が出ないことも珍しくないんです。だけど、不安を悪いものだと思うと、成績は下がってしまったりします。全く不安がない時もあまり良いパフォーマンスって出なかったりします。

これを聞いたら、

不安は良いものだと考えたほうがいいですよね。

よく考えてみると、自分が結果を出したいっていうプレッシャーがかかった時に、少しも不安にならないっておかしいと思いませんか?

だって頑張りたいとか、結果を出したいっていう場面だったら、力って入りますよね?

そう、不安になるって自分が結果を出したいってことなのでとってもいいことなんです。

あともう一個大事なのが、

不安をコントロールできると感じるかどうかです。

自分が不安をコントロールできると感じるかどうかで、その不安はパフォーマンスを上げたり下げたりします。

例えば、

マラソンランナーが目標タイムをクリアできるか不安に感じたとき、「自分なら達成できる」「プレッシャーに上手く対処できる」と感じれば、その不安を力にパフォーマンスって上がったりして、そんな研究もたくさんあります。でも、多分厳しいかもって不安に潰されちゃうと、不安がパフォーマンスを落とすって言えますよね。

スポーツで良い成績を残す選手は、

不安を良いものと考えられるように様々なメンタルトレーニングを受けたり、セフルトークっていう自分とどうやって対話するべきなのかっていう練習を多く積んでいます。

まとめ

本当に大事なのはこの2つ!

不安はとってもいいことで、感じない=本当に自分が大事と思っていない証拠

不安になった時のセルフトークで何を感じたら、何を自分に伝えるか練習すべき

人がどのくらい不安を感じるのかは人それぞれです。

不安を感じやすい人もいれば不安をあまり感じない人もいます。

読者は感じやすい人かもしれないし感じにくい人かもしれない。

不安の量でももちろん結果に変化をも与えますが、1番大事なのは、

不安をを理解しどう捉えるか、どう扱うかによって心が変わって、それが体にも変化を与えます。そのためもちろん、心の変化からきた体の変化で、パフォーマンスにも大きく影響を与えたりします。なので、この心のトレーニングとか不安の考え方って大事なんですよ!

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イワツキ(自己紹介

人を自由にコントロールする能力があるのか?

選手のためになるフィードバックとは?

例:スポーツ

  • 「さぁここで頑張ろう!」⇒みんなのやる気が上がる
  • 「さぁここで頑張ろう!」⇒プレッシャーがかかって力が出なくなる

同じこと言っても結果が違うこと。これって、珍しくはありません。

人をコントロールするは言い過ぎましたが、声かけ(フィードバック)で相手の反応が変わりパフィーマンスも変わるというスポーツ心理学で大事な内容を簡単にお伝えしますね。

まず、コーチングの大前提は以下の2つです。

  • 良い結果に対して、今後その行動が繰り返し起こるように強化する
  • 悪い結果に対して、今後その行動を繰り返さないように強化する

実現するためには、どのように声かけ(フィードバック)するかを紹介しますね!

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)

ポジティブな方法でフィードバックを

日本人は、下手なところを直すのが上手。欧米人は上手いところを伸ばすのが上手。

この2つを比べると、日本人やアジアはミスを指摘して修正する。欧米は成功を誉めて伸ばす。

こんな文化の差ってあるんですよ。アジア人の方がネガティブな意見に強い(耐えられる力)のは確かでしょう。でもポジティブな言語が少ないのは事実です。少し小難しくいうなら、

ミスを繰り返さないようにするためには罰などのネガティブな方法も多少必要という反論もありますが、実際は失敗への恐怖や劣等感などを持ちやすいため、全くおすすめしません。

今回は、これまでの研究でパフォーマンスを高める可能性が報告されたフィードバックを与えるときに押さえるべきポイントについて、3つシェアしていますね。ポジティブな声かけはもう1つ目ですよ!笑

1.金銭的な報酬は極力使わない

高い報酬金をもらう群と低い報酬金をもらう群で、健康に良い行動の変化について研究したところ、低い報酬金の人たちの方が長期的に健康に良い行動を取ることが報告されました。お金やモノなどは自分のためにというモチベーションを高めることが難しいため、短期的な効果はあっても長期的な効果は認められないケースの方が多いんです。短期的にモチベーションが上がるのはお金で釣れますが、継続ができない。ここがミソです!

2.レベルによる最適なフィードバックの量を!

フィードバックを多く与える場合と少ない場合(コーチングが多い・少ない)でパフォーマンスの違いについて研究したところ、練習のときは前者群がパフォーマンス良かったのに対し、後日にフィードバックなしでテストをしたとき(学習できたか?という確認)は後者群の方がパフォーマンスが良かったと報告があります。そのスキルを覚えるまでは多めにフィードバックを与えた方が習得しやすいけど、学習者に学習をさせるという練習を見届けることができないと、覚えたことを忘れてしまうのです。なのである程度覚えた段階では量を少なくしていかないとフィードバック頼りになってしまうということです。

簡単に言うと、話しすぎる・なんとかいろんなことをやりすぎる傾向がある人は、少し黙ってろwということです。

3.結果だけに対してフィードバックは与えない

たとえ試合には負けてしまったとしても、フォーム改善やタイム短縮など、パフォーマンス過程でのプラスの変化に対してフィードバックを与えていくことが大事。あとは、選手の努力に対してもフィードバックしてあげることが大事です。努力に対して褒める群と能力に対して褒める群では、特に失敗した後で、努力群の方がパフォーマンスが良かったと報告されています。また、フェアプレーなどスポーツマンシップに則った行動を取ったあとなどにもフィードバックは重要になってきます。また良い行動が出やすいのは予想ができますよね!

まとめ

個人によって受け取り方が異なる

フィードバック、特に褒め方に関しては、個人によって受け取り方が異なるのでとても難しいです。

例えば、飴と1万円。どっちが欲しいですか?皆さんは、すぐに1万円というでしょう。では5歳児はどうでしょうか?飴ですよね。でお金の理解があったり、物を買うことを知っている年代に移るとお金に変わるでしょう。フィードバックは言葉で見えない物です。かなり個人によって受け取り方が異なることがわかるでしょう。

また、顔の表情や態度などの非言語の情報への注意も大事です。

学生には、I love you (愛している)と伝えても顔が怒っていれば、嘘だとわかると例で使っています。表情などは伝えるための80%を占めると言われていて、なので嘘ついている人がバレるのもその理由です。体・表情は大事なのです。

なので選手とミーティングをして、どんなフィードバックをしてもらいたいか、またしてほしくないかを本人と確認し合っておくといいかもしれません!例えば、

失敗した後に頭を傾げる。こんなことしてませんか?

それを選手が見ていたら…。

プレッシャーかかりますよね。これもフィードバックの1つなんですよ!笑

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イワツキ(自己紹介

なぜサボって、だらけるの。成功したくない?

成功したいのに、なんでやる気が出ないんだろう?

選手や学生のモチベーションを上げるためにはどうしたらいいのだろう?

例:スポーツ

  • 「上手になるためにトレーニングをするぞ!」⇒サボる
  • 「練習を頑張るぞ!」⇒気づいたら手を抜いている

モチベーションは、日本語だと“やる気”や“意欲”と訳されます。皆さんが夢や目標に向かって努力するとき、仕事や勉強での良い成果を出すために頑張るとき、このモチベーションが結果や努力の度合いに影響を与えます。

教師やコーチ、トレーナー、チームリーダーとして学生や選手、チームメイトと関わる際、モチベーションの維持や向上はとても重要。

じゃ、どんなことができるのだろう?

ここでは学生のモチベーションUPに重要なことを4つ紹介しますね!

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)

1.状況と個人の特性の両方を考える

モチベーションの向上を支えるうえで欠かせないのが、個人の特性と個人を取り巻く環境。やる気や意欲というのは個人の特性や問題によるものだと思われがちですが、環境も大きく影響します。例えば、とても優秀なのに体育の授業ではモチベーションが低い学生がいたとします。この学生のモチベーションが低さは、運動が苦手という可能性もあれば、教員の指導スタイルが合わない、授業が退屈といった可能性もあるでしょう。ジムでトレーニングする気はあっても、ジムが汚い。こんなケースもあります。両方を総合的に見ていくことが重要です。

自分の仕事のやる気が出ない時。

環境はどうですか?机が仕事ができる状態になっていますか?

2.動機には様々なものがあるということを理解する

何かを始めるとき、その理由は人によって違いますよね。スポーツや運動をする理由も人それぞれです。また、個人間だけでなく、子どもと大人、男女、文化や民族ごとにも異なってきます。

例えば、子どもは技術の向上や興奮、楽しみ、能力を示すためにスポーツや運動を行うことが多いですが、大人はダイエットやストレス解消などの健康を目的として運動を始めることが多いとされています。

文化的にも多様な社会だからこそ、特定の文化や年代、性別に特徴的な動機を知っておくことも役立ちます。さらに、動機は変化します。例えば若い人の運動したい理由は、楽しいから、試合が好きだから。年齢を重ねるにつれて健康面に変わるのはよくあることです。10代で誰が運動する理由に糖尿病予防と言いますか?言いませんね。代謝が…これも言いませんね!50代では…。よく聞くでしょう!笑

3.環境を調整する

運動する人のニーズに応じて環境を調節することが必要です。でも、すべての人のニーズを満たすことは難しい。例えば、トップレベルの選手には厳しいトレーニングだけを行うのが良いと思うかもしれませんが、選手にとって純粋に楽しむことやチームメイトと交流を深める時間も大事になる場合が多くあります。こうした楽しみや交友といった視点がアスリートのモチベーションやパフォーマンスを高めることにつながることにもなるのです。ニーズに合った環境や指導を提供するためにも、実際にどんなニーズがあるのか知ることは非常に役に立つでしょう。

4.望ましくない動機を変えるために行動修正を用いる

時には、環境調整だけでなく相手が持っている望ましくない動機を変えることも重要です。

例えば、相手に怪我を負わせることがサッカーをする目的になっている子どもがいたとします。この場合、指導者は安全なプレーを強化するために、危険なプレーにはペナルティを与えたりすることで動機を変える行動を修正していくことができます。個人の特性などを変えることは難しいですが、こうした行動修正は望ましくない行動が見られた時には最適な方法の1つとなります。

まとめ

まずは選手・自分自身の理解から

選手は何にやる気を出すのか?

自分がなかなかやる気が出ないタイプであれば、なんでそうなるのか?

この2つを個人と環境から考えてみます。仕事であれば、何時が自分が一番頑張れる時間なのか?知ると調整ができる。考えるのは大事なのです。やる気が出るようになる同期はあるか?なぜ?なぜ?を繰り返して、意識的でなく、無意識的なところに入っていくのがメンタルトレーニングの醍醐味です。例えば、リハビリが続かない。もし、リハビリを頑張ると歩くことができて、それによって子供と公園で遊べる。以前それが楽しかったけど、今できない場合。この考え方はリハビリ=歩く、ではなく、リハビリ=子供と遊ぶという少し先の目標であり、願望であり、やる気を出させる要因になったりします。深く探っていく。これは大事なんですよ!

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イワツキ(自己紹介

ライバルに勝つ!でも…このメンタルで良いの?

競争すること(Competition)と協力すること(Cooperation)って、どっちを優先するべきなんだろう?

例:(バスケや野球など)チームスポーツ

  • 「勝つためにはアシストに回ったり、バントしたり、チームのために!」⇒協力
  • 「自分がスタメンに選ばれて、フルで試合に出て、得点多く取りたい!」⇒競争

これってかなり大事ですよね!

どんな時にどんなことを考えることでスポーツのパフォーマンスが上がる・チームのレベルが上がる・やる気が高まる、ということを順番に紹介していきますね!

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)

これまでの研究でわかっていることは3つありますよ。

1.他者と行う課題の場合、協力することがオススメ

1つの研究では、3つのグループを比較して、何がいいんだろう?と調査した研究があります。グループは以下:

  1. ペアで多く点取ることが目標(協力)
  2. パートナーより点を取ることが目標(競争)
  3. 自分が過去の自分と比較して多く点を取れるようになることが目標(個人)

結果は、1つ目のペアと協力することを考えて課題をこなしたときにパフォーマンスが高くなったという研究があるんですよ (Stuntz & Garwood, 2012)。

2.単に課題をこなす場合、競争することがオススメ

1つの研究では、1)自己ベストを出すことが目標、2)他者に勝つ言葉目標、という2つの目標でどちらの方がパフォーマンスが高くなるかを、握力系を使って検討した研究があります(Cooke et al., 2011)。

どちらの方がパフォーマンスが高くなると思いますか?

結果は、2つ目競争の参加者の方が高いパフォーマンスを発揮することができました。ライバルに勝つ・他者に勝つなどという目標のもと頑張ることで、瞬間のパワーがこの研究では高まったと言えますよね。これはいろんな場面で使えそうな、目標の立て方の1つと考えられるでしょう。

3.競争を強調してしまうと悪影響!?

競争することばかり考えていて、チームメイトと協調するとかを考えないと、敵対心が生まれやすくなり、故意に互いを傷つけたりする行動が起こりやすくなる(Johnson & Johnson, 2005)。確かにチームプレイを考えずに、野球で言えばホームランの数を増やす、サッカーで言えばゴールを決めることだけ考えて、個人プレーをしていると良いとは思えませんよね。

まとめ

競技スポーツは、”競争”と”協力”スキルを学べるベストな環境

チームが強くなるには、個々の能力の底上げが必要になってきます。そのためにはまず、お互いの練習を手伝ったりアドバイスし合ったり”協力”のスキルが重要。でも、”協力”することを考えすぎて相手に対して遠慮が出てしまうとあまりよくありません。例えば、サッカーであればたまに自分で強引にでも得点を取るフォアードなんかは考えて自己中になることが大事ですよね。でもパスすればいいところを自分のことを考えてシュートするのは、ダメですよね。そこで、チーム内で上位の結果を残そうと努力する”競争”のスキルが重要になってきます。でも、競争を意識しすぎて相手を怪我させるといった行動に走っては意味がないです。

つまり…、”協力”と”競争”のバランスを学ぶことが大事なんです。スポーツからライフスキルを学ぶと考えても、ライバルに勝つというメンタルも大事。でも協力してレベルアップしていくという協力する意識はチームで何か頑張る時には、「チームメンバーに個人的に勝つ」という思考だけではなくて、「チームメンバーにも良い結果を与えてあげる」ことで、結果チームの結果は伸びるでしょう。

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イワツキ(自己紹介

女の子・LGBTQはスポーツなんてやるな!

あなたは女の子だから運動なんてしなくていいの

ちょっとギクってきますよね。イランは、まだこういうケースってある場所はあるんです。日本では、今はここまで酷いケースは見ませんが、このような差別は大きな問題になることがすぐにわかるでしょう。でも以前は、女性はあまりスポーツをしないのはアメリカもそうで、1970年から女性スポーツが増え今ではほぼ男女の差はありません。

なぜスポーツ・運動領域でも多様性/Diversity、公平性/Equity、包括性/Inclusion(以下英語の頭文字を取ってDEI)が重要なのか?

これはスポーツ心理学での研究分野の1つになりますので、簡単に紹介していきますね!

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)

多様なバックグラウンドを持つ人々と効果的に働くこと

現代では、様々な社会や環境が多様に変化し、分野に影響を与え、スポーツ・運動科学では文化的な相違を認識し多様なバックグラウンドを持つ人々と効果的に働く文化的能力が求められます。それだけでなく、より包括的な環境づくりについても知っておく必要があります。アメリカなど異なる人種が住んでいる場所ではその重要性は増えるんですよ。

このDEIは道徳的権利という視点だけでなく、選手やコーチのパフォーマンス向上にも関係します。チームや組織内の民族的多様性は、集団のより良いパフォーマンスにつながるとされています。これは、多様な人がいることで、より幅広い視点が検討され、選択肢が増えることでより良い行動や決定が行えるためであると考えられ、パフォーマンスにも影響を与えます。

多様性、公平性、包括性とは?

  • 多様性:集団やチームの中に異なる特徴(人種や国籍、民族性、性別、社会階級、宗教、年齢、既婚、未婚など)を持った様々な人々が存在すること
  • 公平性:個人の目標達成や成功のために必要な資源や権利、機会を誰もが確実に与えられること。
  • 包括性:個人がありのままの自分を表現できると感じ、所属する集団やチームへの連帯感や所属感を持てるような環境や雰囲気の程度

スポーツ・運動場面でのDEIの諸問題

以下にスポーツ場面で取り上げられる6つ紹介しますね!皆さんもこのような経験はありますか?

  1. 性別

スポーツは性別役割に基づいた固定観念から男性向きであるとされてきました。そうした背景から女性や女の子は有能感や成功への期待、スポーツ参加が低いことが分かっています。また、女性のコーチや監督力も長らく過小評価されています。少しずつ変わってきましたが、まだまだですね!

  1. 知的・身体的障害

スポーツや運動は知的・身体的障害のある人々にとって障害のない人と同等またはそれ以上の自己効力感や能力の向上といった効果があります。しかし、障害のある人々がスポーツや運動に参加する機会やアクセスは周囲の理解不足や施設不足といった社会的経済的な問題によって制限されてしまっています。障害者スポーツが少しずつ以前より盛んになってきて改善はされてきていますよね。

  1. 人種と民族

人種や民族は、スポーツや運動に関して様々な影響を与えています。例えば、黒人選手は身体的に優れているが学術面では劣っていると捉えられてしまうなど。これを信じるとネガティブに働くことだってあります。よく聞くのが、

White can’t jump(白人はジャンプできない)

これはバスケットで活躍する方が黒人選手が多いことなどもあります。ホッケーは断然白人が多いなど意外と競技で違いってあるんです。

  1. セクシュアリティ

スポーツ・運動領域で最も深刻な差別や偏見のある問題の1つがセクシュアリティに対するものです。多くのLGBTQ+のアスリートやコーチは誤った知識に基づいた偏見や差別を経験し、競技内外やチームでの無理解や困難を抱えています。スポーツ選手でのゲイの選手は実は女性にも多いんです。スポーツと外れますが、アップルのCFOのティム・クックが私はゲイであると公表した時に大きなニュースにもなりました。同性愛者で結婚できるようになったのは、アメリカはオバマ大統領の時なのでまだまだ10年前ちょっととかのことですよね。

  1. 体重

肥満や太っている人は、自己管理ができないといった偏見を抱かれることも多く、体型をからかわれたりバカにされたりするという経験をしています。これは、スポーツ・運動領域の専門家自身も無意識に持ってしまいがちな偏見や先入観であると言われています。アメリカの肥満率は33%。日本は4%。大きな違いです。

  1. 文化的順応

出身地を離れて働く選手やコーチが異なる文化圏のチームに所属すると、競技内外で様々な障害や困難に直面することが分かっています。文化の違いに順応ができない場合、パフォーマンスの低下や競技継続の困難、早期引退などにつながるとされています。例えば、日本人選手がアメリカに来てプレーをする。言語も違えば文化も違う。食生活も違うと多くの文化の違いに直面します。これを乗り越えることで初めてベストのプレーが出せます。

まとめ

DEIな環境をつくるためには、以下の3つが特に大事です。

  1. 文化的違いに気付きそれを受容する(自分の持っている偏見を内省し違いに敏感になる)
  2. 文化的能力のある伝達者となりより良い環境を作る(性差別のない言葉を用いる、不適切な冗談を避ける等)
  3. 文化的能力のある介入をすること(介入を行う際には文化に基づいた集団の特徴について検討する等)

文化的能力があるということは包括的な環境を構築するための土台となります。海外で活躍を目指す。海外で順応する。また日本でも他民族のチームを上手に率いるなど、この内容は良いコーチにとって間違いなく必要な項目になりますよ。

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イワツキ(自己紹介

パーソナリティテストの結果は正しい?スポーツ現場でどう使う?

パーソナリティとは、その人が生まれ持った特性環境に対する反応の仕方のことであり、人の行動や感情、思考に現れるものです

わかりやすく性格と思ってもらって結構です!

スポーツ心理学では、パーソナリティは運動場面やスポーツで影響を与えると考えられています。なので、研究者はもちろん、選手の指導や運動療法を施すなど、パーソナリティを理解することは重要なことです。

では、パーソナリティはどのようにして分かるのでしょうか?

簡単に紹介していきますね!

(私はアメリカでスポーツ心理学を教えている教員です【自己紹介】)

性格を測定するものとして心理学の分野で使用されるのがパーソナリティテスト

多くの人が心理テストを行ったことがあると思いますが、心理学で扱われるパーソナリティテストは正しい知識を持ち訓練を積んだ人が適切な手順で行う必要があります。誤った使い方や不適切なテストを使用してしまうと、アスリートや運動実施者に影響を与え不利益につながってしまう可能性も多くあります。そのため、テストの使い方や注意点について正しく理解しておく必要があります。

以下にアメリカ心理学会が示したパーソナリティテストを使用する際の注意点を7つ紹介しますね!

  1. テストの性質と測定誤差を理解する

可能な限りスポーツや運動領域に特化したテストを使用することが大切です。そして、すべてのテストに信頼性が確保されているわけではないため、予備調査でテストの信頼性と妥当性を確認する必要があります。また、テスト結果は誤差がある可能性があるため、結果を絶対視することはNGです。

  1. 自分の限界を認識する

テスト結果を正しく解釈するためには自身の知識や専門分野に限界があることを理解し、結果を誤解せずに活用することが求められます。正しい知識がない場合には、専門家の指導を受けることが重要です。

  1. テストは補助的に使用する

運動行動やパフォーマンスを完全に予測するものではありません。あくまで1つの情報源に過ぎないということ。チームの選手選抜に用いる際には実際のパフォーマンスや指導者の評価と合わせて総合的に判断することが重要です。

  1. テストの説明と結果のフィードバックをする

テスト終了後は、受検者にテストの目的や測定内容、結果の用途を説明し、テストから得られた気づきをフィードバックすることが重要です。

  1. 秘密保持を保証する

テストの回答や結果は第三者にさらされることなく秘密保持されることを保証する必要があります。それによって、受検者が正直に回答しやすくなり、結果の信頼性が保たれます。

  1. 個人内の差を重視する

他者の結果やテストの一般的な基準値と比較するのではなく、個人のスコア内で比較し、個人の特性や成長を見ることが大切です。

  1. パーソナリティを構成する要素を理解し評価する

個々のパーソナリティを構成しているものを正しく理解することで、運動場面でのパーソナリティを評価することが重要です。特定の状況下で引き起こされる典型的な反応から、個人の特性を把握し、必要に応じて適切なサポートを行うことが求められますよ。

まとめ

このほか、テストからパーソナリティを理解する際には、

個々の特性によって生じる行動と状況によって生じた行動をしっかりと区別したうえで、両方を考慮することが重要です。結果を判断する際には、一人ひとりのパーソナリティ特性だけでなく、その行動が発生した時の状況についても同様に考慮したうえで判断する必要がありますよ。

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