皆様、お久しぶりです。
ひろ です。
半年ぶりにブログを書きます(200〜300人見てくれるので嬉しく思います!)。
今回は、アメリカと日本で感じた教育や大学の違いについて良く聞かれるので、それに関して書こうと思います。
大学の授業やシステム、スポーツに関してです。
「アメリカで博士号を絶対取りたい」と決めて留学してから
かれこれ5月で7年間ちょうどです。
大学院生になるまでの勉強に1年間、修士号に2年間
1年間は男女テニス部の総監督に他大で教員、博士号に3年間の7年でした。
ここまでで、東海岸に4年間、西海岸に3年間住みました。
***あくまでも自分の感じた事でどちらが良い悪いというものではありません***
アメリカの大学の特徴(日本と比較して)
- 1つの授業が2時間半と長い
- クラスによってはとにかく宿題が多い
- グループで行う課題がある(気持ち多い)
- 授業でディスカッションや生徒が発表する時間などが多い
- 寝る生徒はいない笑
- 漫画を読んでいる生徒はいない笑
- いろんな学業に関する賞がある
- 生徒が寮に住んでいる(寮に住まないと行けない大学も。特に1年や2年生まで)
- 研究を学ぶ研究方法論のような授業がある
- 研究へのサポートが多い
- インターンシップをする生徒が多い
- 研究アシスタントや授業を教える講師の仕事など大学院生への補助が多い(授業料免除に給料までも。修士の1年目からコーチ、博士の時は講師と学業にお金がかかることはありませんでした)
- 学費がとにかく高い(1年で700万の学費を超えるところも)
- 全生徒にメールを送ったり、宿題やパワーポイントをネットに載せる
- 8月中旬から12月中旬が日本でいう1学期で、1月中旬から5月中旬が2学期
- 夏休みが5月中旬から8月中旬と長い(夏にクラスを取れば別ですね)
- 月曜日から金曜日まで乗り越えるために日曜日は勉強
- 4時や5時ではほとんどの教員は学校にはいない(家で仕事しているかもしれませんが…。また、夜のクラスがある場合は例外ですね)
- 成績を気にする生徒が多い(大学院に行けなくなってしまうんです…)
- 大学卒業してから、旅行など1年間休憩する生徒がぽつぽつといる
- 生徒が授業中に食べ物OK(強烈な匂いがするものはダメですね…。先生によってはダメです)
- ガムOK
- だらしない生徒はこっちでもだらしない笑
- 妙な言い訳をする生徒が多い
- 30や40才超えてからの大学入学も全然あり(明らかに自分より年上の生徒が何人か自分の授業を受けていました)
- 子供を育てている生徒が授業を受けている(今学期は60人中4人はもう子供がいるようでした)
- 教員が生徒に評価され、毎学期終わるとそのレポートが送られてくる(大学によっては、その評価が昇格にとても重要な数値になるようです)
- 運動選手への返さなくても良い奨学金など太っ腹(大きい大学のトップ選手は返済しない奨学金をもらい、卒業できる)
- 学校の成績があまりにも悪いと試合に出れない
- 大学スポーツのお金の稼ぎ方がスポーツによっては異常。アメフトの上位のチームは試合があると1番稼ぐサッカーチームの浦和レッズより1試合で稼ぐそうです(誰かに聞きました)
- フットボールやバスケットボールのコーチは強い大学だと給料が異常!州立大学は教員や職員など働いている人の給料はネットで検索すると出て来るので書いても良いとは思いますが、今勤めている大学のアメフトの給料は5千万です(1億超えている人も多く、1番稼いでいるアラバマ州立大学のコーチは驚きの11億です)。
- 大規模大学のスポーツ施設は異常。秋から働くペンシルべニア州立大学はアメリカで2番目に大きいスタジアムがあり、アメフトの試合で観客が10万6千人入れるそうです。1番大きいのはミシガン大学の10万7千人です
「へー、なるほど!」と思った内容は、ありましたでしょうか。
あったことを願っております。もし興味のありそうな友人がいましたら、シェアしてくださいね。
私の大学院での生活や取った授業に関しては、こちらをご覧ください。
https://hiroiwatsuki.com/2016/03/19/%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e9%99%a2%e7%94%9f%e6%b4%bb%e3%81%ae%e7%b4%b9%e4%bb%8b%ef%bc%81%e3%80%90%e7%95%99%e5%ad%a6%e3%80%91/
また、時間のあるときに何か書こうかと思います(^^)
それでは、皆様、また〜
ひろ
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