皆さん、こんにちは!
ひろです。
前回は、弁護士に関するブログを書いたときに、見てくださった方があまりにも多くてびっくりしました。スポーツ心理学について書くと、実はそれほどでも…。ちょっと寂しい。笑
今回は、2008年にオーストラリアでスタート。
その後、ニュージーランド、ヨーロッパ、そしてアメリカと世界中に広がっている
プレゼンテーションのコンテストについてです。現在、アメリカでも多くの大学で行われています。
すっごい簡単。3分間、そしてスライド1枚(もしくは2枚。場所によって違うみたいです)。
自分の研究を「自分の専門でない人も含めた方々」にプレゼンテーションをするというものです。
3分にまとめる。こちらではエレベータースピーチ?って言われて、最後まにどのように上手に話を持っていて、最後にインパクトを残すか!
というものが重要視されます。
簡単そうにも、思えますが、意外とこれって難しいんです。
誰が聞いてもわかるように伝える、何で研究が大切なのか?3分しかないのです。でもその3分で、いろんなことが評価されます。
- 内容
- 話し方
- 声のピッチ
- スライドの質
- 時間の使い方
- 研究の重要性など
自分の所属しているネバダ大学でも大学院生なら参加することできるイベントが最近ありました。
優勝賞金10万。準優勝7万5千、3位5万円。
大学院生のイベントなのに、結構賞金多いと思いませんか?
どれだけ学校が力入れている行事かわかりますよね?(この大学はちょっと異常です。多分、こんなお金振る舞っちゃうのはこの大学くらいです。多分、これだっていう理由はありますが、長くなるので今回は….パス泣)。
多分スピーチに自信がある?研究に自信がある?という
150人くらいが参加していました。
もちろん、自分も「10万欲しいな」、また良い経験になるかなと思い、去年同様参加。
そう、ちょっと賞金に正直やられましたよね 笑
150人程度がまず、9つのグループに分けられ、
その各グループからトップ3人の27人が選ばれセミファイナルに進みました。
その27人が今度は3つのグループに分けられ(1グループ9人ですね)、
その中からまた3人選ばれ、9人が決勝ラウンドという流れでした。
毎回グループを勝ち抜くことに1万円。学校も結構大盤振る舞い。
日本ではちょっと考えららません(アメリカでも)。これは本当に稀です。
ファイナルまで行けましたが、最後のグループのトップ3人に選ばれることはありませんでした〜。残念。多分5位付近だったかなと…。
見てると何となくですが、この人は明らかに自分より上手いな、っとか、上手くないなってのが何となくわかります。
「あっ失敗したな」っとか。
在籍している運動学学部からファイナルに進んだのは自分だけだったので、頑張ったと思いながらも、満足と残念の半分半分です。
やっぱり3500〜4000人くらいの大学院生がいるで、参加している人は、少なくともわりとプレゼンが好きな人だと思うので、
最後に残った人は、みんな上手で、上手な人はもう超上手。
でも、プレッシャーで内容を忘れている人も1人いました。あれは見ている人は辛かったと思う。
800人くらいの前で話すのは緊張しますし、ちょっと怖いですよね。
優勝者に、「何でそんなに上手なの?」って聞いたら、
練習頑張ったそうです。
当たり前って言ってみてば、当たり前ですよね。
どれだけ練習したんだろう?
150回は3分の同じスピーチを練習して、旦那さんも家でずっとそのスピーチを聞いていたと。
旦那さんですら内容をかなり覚えるくらいで、やっぱり優勝するには理由があるな、と感じさせられました。そんな人には50回程度、練習した自分の方が上位には無理がありますもんね。うん、完敗でした。
頑張りましたが、大学院生全員の中での優勝はやっぱり。英語も未だに難しい。また、明らかにトップ3は上手だった。
マーケティングの部署が作ったビデオ(一番最後にあります)あるので、見て感想でも聞かせて下さい。スタートは早口過ぎました。最後の失敗ももったいなかった。個人的な予想では多分、5位とかでした。悔いが残ったプレゼンです。
プレッシャーへの弱さが出ました 笑
なんか大事な場面で、足がつって、負けたような感じです。
日本にこの3分のプレゼンが流行るのも時間の問題かな?
と個人的に思っています。
別に研究でなくて、これは何に関しても、活用できるものですが、
10分、20分なんかで研究を紹介するよりも、はるかに難しいです。
あと20分何かを聞いているの大変ですよね。
もし最初の1分でつまらなかったらどうしますか?
あと、19分耐えられますでしょうか?
もし、その彼・彼女が20分のところ、25分間話したとしましょうか。24分もそこから聞くのは大変ですよね。
しかも、そーゆー時間配分が守れない人に限って、
プレゼンテーションは上手ではない人
と私は思っています。それは、何故か?
「◎分で発表してください」と伝えられて、時間を守れない人を上手と呼べるでしょうか?
練習してきたのでしょうか?
時間は、練習すれば誰だって守れます。
(もちろん、緊張して早くなったり、そーゆーのはありますよ。賛成です。)
多分、練習してきてない。もしくは、ただスライドを作ってきて、
練習したつもりになってる方々が本当に多いのです。
と、少し話はそれましたが、これを使ってみてください。
どうやって授業や会議などで使ったら良いか?
以下に書いてあるのを、見てくださいね。
是非、皆様もやってみてください!! (下にどうやったら、授業で出来るかとか書いておきますね〜。)
例えば、
今日は学生10人卒業論文の生徒いるけど、「1人3分で発表しましょー!」っとやったら、
間に1分の休憩取っても、全部で40分。
そのあといろんな話も出来るし、例えば90分の授業だったらもう1回り出来ますよね?
あっ、もし3分超えちゃって瞬間。とめちゃってください。3分以内です。
ルールは、3分を1秒でも超えた時点で失格でした。笑
「3分以内でやってください」と伝える方がわかりやすいですね。うん。うん。
例外もありますが、基本的には2回目の方が1回目よりも上手に行きます。
あと、何が良い?って、簡単に何回も練習出来ます。
3回練習しても10分とかですもんね。
15分のプレゼンだとしたら3回やったら45分ですよ。しかも間で疲れたり、ダラダラし始めたら2時間とかかかってもおかしくないです。
1回目より2回目
2回目より3回目
と上達の過程が多分……
見えるでしょう。試してみてください。
結構、授業で盛り上がるんですよ。
誰が1番上手だったかなど、順位をつけちゃってください。
「順位をつけます!」って最初に伝えてください。
やっぱりプレゼンは評価される、が前提にあると思うので、
評価されると伝えてプレゼンさせるのが、個人的にはベストです。
スポーツで練習にあえてプレッシャーかけてやらせないと、
本番で「あらら」ってなるのと同じことです。
だって、本番のようなプレッシャーのかかった場面が練習環境にない場合、
本番で緊張して失敗する確率上がると思いませんか?
全員発表の後に、みんなに1番だった人を書いてもらう。
やっぱり伝えるのは恥ずかしかったり嫌な思いすることもあるので、私は学生に紙に書いてもらって、集めます。誰にも見せません。
それか1番が2点、2番が1点の揚げ方でも良いと思いますよ〜!
そして、3位まで発表してあげる(これは、何人いるかにもよりますね)。
それで、2位はJon!
1位はEmily! (よくあるアメリカ人の名前ですw)
と伝えた後に、
何で誰が1位か?をみんなで話す。何で上手だったか?ですね。
優勝者・上位者は褒めてあげてください。笑
自信つきますから。あと、喜びますよ。
あと、何でその人が良かったのかを簡単にみんなで話します。
でも「ここもっとこう出来たよね」、みたいな未来の展望も話す。
そう、ちょっとした「飴」と「ムチ」。
飴ばっかりだとすぐ生徒がニヤケ初めて、調子乗り始めますから。笑
これ、本当です。「上手だったよー。きっと練習頑張ったんだね!だって、この中で1番上手と認められたよ!」ってハイタッチして伝えた後に、
嬉しくしていない生徒、を私は見たことがありません。
嬉しいのが表情から伝わってきます。
これってきっと、アクティブラーニングですね。
本当はもう少し短く書きたかったのですが、ごめんなさいね。
眠くないですか?大丈夫ですか?
などなど…プレゼンの上手になるための極意は本当にたくさんあって困っちゃいますね。
これが、マーケティングの部署が作ったビデオです。
「あーこいつ、ミスった!」、「早口すぎる!」など見て感想でも聞かせて下さい。あ、「上手ですね ^^」でも、もちろん良いんですよ〜。w
褒め言葉半分・建設的な評価半分でお願いしますね w
もしこの話が、「参考になった!」のであれば、皆様の友人にも是非、シェアしてちゃってくださいね!
これがリンクです(プレゼンテーション)
最後まで読んでくれて、どうもありがとうございます!
ひろ